滾る感覚ｰ038ｰ ページ42
そして、イプシロンとの試合が始まった。
まずは正確なパスが繋がる。
デ「戦闘開始…！」
すると、突然イプシロンは染岡さんと吹雪君の動きを封じた。
…これか。監督が言っていたのは。
『…2トップを抑え込むことで、
こちらへのプレッシャーも狙っている。』
夏「…！なるほどね。」
そして、風丸くんも財前さんも、鬼道さんも…正確な動きだ。
木「なんだよこいつら…まじで宇宙人と試合するのかよ…」
ジェミニストームとの、経験がちゃんと生かされてる。
雷門は、きっと…まだまだ強くなる。
でも、問題がある。
吹雪君と染岡さんの2人が、ガッチリマークされていて動けないこと。
デ「イプシロンがジェミニストーム如きと同じと思っているようだな？
貴様ら達も、底が知れている。」
一ノ瀬さんにボールが回った！
一「スピニングシュート！！」
余裕な表情のデザーム。
そのシュートは、ディフェンダーの2人が見事打ち返した。
そして、その打ち返したボールは、そのままシュートの威力となり雷門中側へ突っ込む。
財前さんと壁山さんの必殺技で、何とか防ぐ。
その弾いたボールを取りに、吹雪君がマークを振り切るようにジャンプした。
…が、吹雪くんにはしっかりマークが着いているままだ。
「「吹雪！！」」
吹「……貰ったぜ…？！」
なんと吹雪君は、マークについていた2人を踏み台にして、さらに高く飛んだ。
すごい…すごすぎる。
吹「エターナルブリザード…。
いっけぇぇえ！！！」
決まった…？
白い煙が上がり、ゴールが確認できない。
吹「…っ？！なに？！」
『……』
そう。デザームは、あの吹雪君のシュートを止めたのだ。
あの強力なシュートを…止める？
デ(…この滾るような感覚…なんだ？)
吹(ありえねぇ…！)
デ「敵ながらいいシュートだったぞ！」
吹「ﾁｯ…褒めてくれてありがとよ」
デ「お前達は我らエイリア学園によって、大きな価値がある。
残り2分20秒…存分に戦ってもらうぞ。」
…イプシロン。
確かに、ジェミニストームとは違う。
だけど、スピードはジェミニストームの方が上か…？
そして現在1-0。
正確なパス回しと、強力なシュート。
……強い。
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クリスティーヌ - あと、ヒロトはリュウジのことを緑川と呼んでいます (2022年6月3日 19時) (
レス) @page3 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
クリスティーヌ - ヒロトの一人称は俺ですよ！ (2022年6月3日 19時) (レス) @page2 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
月織ひかり(プロフ) - カミラさん» 報告ありがとうございます！修正しておきました。すいません (2020年1月6日 13時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
カミラ - あの、ジェミニストームー023ーの風を感じるが、風邪になっています。 (2020年1月6日 12時) (レス) id: b766530fd2 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 猫宮さん» スノボやったことないですが、難しそうですよね...。 (2019年10月24日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年7月28日 4時
