信用ｰ029ｰ ページ33
目金君も、足をくじいてしまっている。
…大丈夫かな。
塔「お前良い奴だな！よろしくな！」
『う、うん…』
この子も、パワフルだなぁ…。
ちなみに財前さんは、総理大臣の娘さんらしい。
「申し訳ありませんでした。
うちの部員がとんでもないことを…」
ここの生徒さんらしき人が謝っている。
…ていうか、うちの部員って…？
その場に転がっていたサッカーボールを見る。
「「「サッカー部…？！」」」
そう言えば、妙に身のこなしが軽かったような…。
「ええ…木暮と言うんですが、それが困ったやつでして…。
周りは全て敵だと思っているというか…」
『……敵？』
「ええ。」
話によると、部員の少しの失敗を「わざと」だと思ったりするらしい。
「それで私たちも、練習させるよりまずは精神を鍛え直すことから始めた方が良いのかと、一から修行させているのですが…
いくら説明しても、木暮は自分だけが虐められていると決めつけて…
あいつにとっては、仕返しつもりなのでしょう。」
…まあとにかく、たくさんの悪戯をするらしい。
土「かなり性格歪んでんなぁ〜」
一「あはは…」
土門さんと一ノ瀬さんはその話を聞いて苦笑いをする。
目「同じサッカーをするものとして、恥ずかしい限りです…」
でも、お日さま園のちびっ子にもそういう子いるなぁ…。
お日さま園には、それぞれ何かしら重い過去を持っている子や、複雑な事情を抱えている子が多い。
まぁ、その子達もだんだんいい子になってきてるけど…。
木「でも、どうしてそんなに皆のことが信頼できないのかしら…」
「信頼」という言葉が胸にちくりと刺さる。
「…木暮は小さい頃、親に裏切られたようで…。」
音「…え、親に…？」
音無さんと鬼道さんの顔色が変わるのがわかった。
私も、表情に出ないように慌てて下を向く。
…親、か。
私は裏切られたわけじゃない…って信じてる。
だけど…
「ええ…それ以来、人を信じることが出来なくなったみたいで…」
音無さんの方を見ると、表情が暗くなっていた。
…そっか、音無さんも…。
「…で、何か私たちに御用では？」
塔「ああ…！そうそう！」
瞳「実はこちらに、エイリア学園から襲撃予告が来たと聞きまして。」
「襲撃予告…？」
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クリスティーヌ - あと、ヒロトはリュウジのことを緑川と呼んでいます (2022年6月3日 19時) (
レス) @page3 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
クリスティーヌ - ヒロトの一人称は俺ですよ！ (2022年6月3日 19時) (レス) @page2 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
月織ひかり(プロフ) - カミラさん» 報告ありがとうございます！修正しておきました。すいません (2020年1月6日 13時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
カミラ - あの、ジェミニストームー023ーの風を感じるが、風邪になっています。 (2020年1月6日 12時) (レス) id: b766530fd2 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 猫宮さん» スノボやったことないですが、難しそうですよね...。 (2019年10月24日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年7月28日 4時
