風になろうよｰ014ｰ ページ17
そして、吹雪君は正式に雷門イレブンの一員になった。
吹「よろしくね？Aちゃん」
『………よろしく』
私はじーっと吹雪君を見る。
……やっぱ、「ストライカー」の時の彼とは違う。
吹「…で、今からどんな練習をするの？」
吹雪君は私に尋ねてくる。
『白と赤でチームを2つに分けるの。
…それぞれ攻守を交代して、コンビネーションの練習をするの。』
吹「面白そうだね〜…いいよ！」
吹雪君は笑顔でそう言った。
瞳「吹雪君。貴方にはFWをお願いするわ。」
吹「僕が…FW…？」
瞳「ええ。不服かしら？」
吹「…いや、問題ありません。」
そんな様子を、きつい目付きで睨む染岡さん。
『……』
ストライカー…ねぇ…。
私は白チーム。
そして練習は開始した。
風「疾風ダッシュ…！！」
鬼「いい動きだ…！風丸！」
やっぱ、風丸君は足が早い…。
あれくらい走れたらいいんだけど…。
吹「風に…なろうよ…！」
『…！』
吹雪君は、風丸君から軽々とボールを奪う。
…あの速さについていくなんて。
DFもFWも出来るなんて…
私は吹雪君を追う。
染「なにやってんだ風丸…！行くぞ！」
風「…おう！」
そして、また風丸君は吹雪君を追いかける。
風「スピードは…お前だけのものじゃない！」
一「吹雪…無理するな！」
鬼「こっちにまわせ！」
そう。吹雪君はここまで、ほとんど1人で上がってきたのだ。
そして風丸君がボールを奪おうとスライディングをする。
でも、それを予想していたかのように吹雪君は跳んだ。
吹「……いくよ」
そしてその瞬間、「ストライカーの顔」になる。
吹「よっしゃぁぁあ！！」
豹変ぶりに驚かされる…。
円「まただ！」
吹「どけどけどけ！！」
私は急いでゴール前に戻る。
吹「ったくしょぼいなぁ？！お前らは！
俺についてこれるやつはいねぇのか？！」
一「勝手すぎるぞ…」
目「僕ら、もう完全に無視されてますよね？」
吹雪君はボールを誰にもまわさない。
『…ホワイトマジック！』
吹「ぉわっ…！お前いつの間に…！！」
私は必殺技でボールを奪う。
吹「女のくせに、なかなかやるじゃねぇか…！！」
『…っ！！』
でも、またすぐボールを奪われた。
…やっぱり、風丸くんに匹敵するほどの速さだ。
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クリスティーヌ - あと、ヒロトはリュウジのことを緑川と呼んでいます (2022年6月3日 19時) (
レス) @page3 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
クリスティーヌ - ヒロトの一人称は俺ですよ！ (2022年6月3日 19時) (レス) @page2 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
月織ひかり(プロフ) - カミラさん» 報告ありがとうございます！修正しておきました。すいません (2020年1月6日 13時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
カミラ - あの、ジェミニストームー023ーの風を感じるが、風邪になっています。 (2020年1月6日 12時) (レス) id: b766530fd2 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 猫宮さん» スノボやったことないですが、難しそうですよね...。 (2019年10月24日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年7月28日 4時
