演技派シード【究極の絆グリフォン】【劇場版】 (ページ39)

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開始早々、シュウにボールを奪われ牙山にボールが渡ったが、壁山さんの「ザ・ウォール」で牙山を止めた。

壁「プロリーグの意地を見せるっす！」

壁山さんは風丸さんにパスを出した。

「いかせん…！」

風「疾風ダッシュ！」

そして次に吹雪さん！

吹「エターナルブリザード！」

吹「鬼道君！シフトチェインだ！」

鬼「皇帝ペンギン……！」

不・風「2号！」

強烈なシュートは、ゴールにではなく…葵ちゃんが捕らわれている檻にあたり、檻は破壊されて葵ちゃんの救出に成功した！

『……やばい』

私は小声で呟いた。

小学校の時から憧れていた…イナズマジャパンの皆さんの必殺技が生で見れるなんて…！

あ～…太陽にも見せてあげたかった。

シードの時は、イナズマジャパンの人に警戒してたけど…今となってはそんなの関係ない。ただただ感動だ。

牙「お前達ごときが…私達を超えられるものか！」

…ちょっと牙山。勘当の邪魔しないでよ。

と内心思ったが、どうやら…いつまでも感動している暇はないらしい。

牙「「「「風林火山デストロイヤー！」」」」

牙山達の、強力なシュートが放たれた。

円「ゴットハンドV！！」

もしかして…あの伝説のゴッドハンドの…進化系！？

やばい泣きそう。

牙「うおおおお！」

またまた牙山が攻めようとしてくる。

霧「俺が止める…！」

風「霧野。1人で守ろうとしたらダメだ。チームとひとつになるんだ。」

霧「わかりました。Aー！」

私は牙山のボールを奪い、直ぐに霧野先輩にパスをした。

霧「神童！」

そして、次にキャプテン。

鬼「勝負の行方を気にしすぎてはいけない。お前が見るべきは、チーム全体の流れだ！」

神「はい！」

神(今の状態で…もっとも良いルートは…)

神「A！」

私にボールが渡った。

壁「Aちゃん！固くなっちゃダメっす！皆の声も、時には敵の声も聞いてベストのプレイをするっす！」

『…はい！』

DFの立ち位置は完璧…これを切り抜けられるのは…

『天馬！』

吹「風を感じるんだ！君ならこのフィールドを、誰よりも速く駆け抜けることが出来るよ！」

天「はい！」

天馬は軽々とDFを避け、剣城くんにパスを出した！