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脱走計画 ページ13

久々にここの訓練やったけど…やっぱキツイ。


雷門でやっている訓練とは…正直比べ物にならない。



白「はぁ…。基礎的な力も落ちたな。」



白竜は、残念そうにため息をついた。



『くっ…そ。』


でも、実際本当に弱くなっているから言い訳はできない。


今は朝7時。



白竜は私から目を離さないし…。ほら、今だって睨みつけて監視してるよ。怖いよ。



白「朝食だ。行くぞ」


『は、はい』



私は白竜について行った。



目の前に置かれた朝食は…



『なにこれ眩しい』



栄養バランスが整っている、なんとも「健康です」って言っている感じの朝食だ。


白「さっさと食え。食ったら訓練だ。」


『ランチパ〇クが恋しい…』


白「ランチ…パック?」


初めて日本語を聞いた外国人みたいな反応をしてくる白竜をほっといて、私は朝食に手をつけた。


『んま。』


白「黙って食え」


『ごめん』



私は朝食を早く食べ終え、脱走計画へと移った。



『ご馳走様でした』


白「ああ。」


『ちょっと御手洗行ってくるね』


白「俺は先に行っているからな。」



白竜が向かったのを見て、私はトイレに向かった。



トイレに窓があるのは確認済みだ。



『ひゃ…たっかい。』



窓から顔を出し、下を見ると軽く校舎の屋上位の高さはあった。



でも…上手く降りれば死ぬほどの高さじゃない。



でも窓が狭いしな…。



一旦乗り出した体を、戻そうとした時だった。





『ん?』




…引っかかった。



なになになに。太ったの私?!←そこじゃない




『うわぁぁあ!誰かァァァ!』



?「ど、どうした……の」



男の子の声が聞こえた。



『助けてください………』



?「……。(女の子?え?女の子?!)」



男の子(?)に足を引っ張られ、なんとか抜けました。



『し、死ぬところでした…』



?「はぁ…男子だと思って開けたら、女の子がトイレにいたからびっくりしたよ。君、名前と歳は?」



『も、望月A。13歳です』




少し変わった格好をする少年は、少し目を丸くして「A…」と呟き、ニコッと笑った。




シ「Aか。僕はシュウ。」



『ん。シュウ君、本当に助けて頂いてありがとうございます!』



シ「いえいえ…。でもなんであんな所に引っかかってたの?」



…フィフスセクターの仲間かもしれないので、適当にはぐらかすか。

怒られた→←次の日



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4月生まれなのに雛人形 - ひかりさん» 僕も白竜好き♪wwwあれ?似たような会話をした気がするwww (2019年4月28日 15時) (レス) id: e95920caaa (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 4月生まれなのに雛人形さん» 私白竜好きなんですよねwww (2019年4月28日 12時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
4月生まれなのに雛人形 - 白竜、ちょっと可愛い。面白いしwww (2019年4月28日 12時) (レス) id: e95920caaa (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 神童シュウさん» そうかな〜?面白いと思ってもらえてたら安心したよ〜! (2019年4月28日 10時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
神童シュウ - そっちのほうが面白いよ!! (2019年4月28日 9時) (レス) id: 11e18eea93 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひかり | 作成日時:2019年4月25日 18時

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