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白雪Aside
楽しく、賑やかな時間はあっという間に終わる。
『今日は楽しかったよ。ありがとう』
吉「…今日は、じゃなくて、これからは毎日楽しむんだろ？」
基「楽しいのは今日だけじゃないよ、A。
俺達が君をずっと笑顔にさせてみせるからさ。ね、皆。」
皆は笑顔で頷く。
その笑顔に、緊張の糸がプツンときれたかのように、私の表情も緩む。
『皆…ありがとう…』
・
・
・
それから少し話して、それぞれが…というより、タツヤ達はお日さま園へ。ヒロトは家に。
私はといえば王帝月ノ宮中の寮へ帰ろうとしていた。
基「送っていくよ、A」
吉「ったくお前！抜けがけすんな…って言いたいところだが、今回は譲ってやるよ」
南「…ヒロトが譲るってよ」
涼「大雪でも降るんじゃないか？」
吉「テメェら聞こえてるからな。」
ギャーギャーと口喧嘩をしながらも、タツヤと私以外のみんなは帰り道を歩いていった。
基「じゃあ行こうか。」
『あの…タツヤ。いいの？
ここから永世学園は近いけど…王帝月ノ宮までは少し遠いのに…』
基「だから送っていくんだよ。もう空も暗いしね」
タツヤは私の手を取り、歩き出した。
基「ねぇ、A」
『？』
基「俺、すごく不安だったんだ」
タツヤが私の手を握る手に力を込めたのがわかった。
基「今日、フィールドで走る君は…この前見た君より、とても成長していて…。
なんだか、また君と見ている世界が違う気がしたんだ。」
「当たり前かもしれないけどね」と、付け足してタツヤは笑った。
基「でも、そんな君が…俺なんかじゃ手が届かないところに言ってしまいそうで、怖かったんだ。
…おかしいよな。Aがあんなに強くて、自分の意思であそこまで行動しているのが嬉しいはずなのに…」
『…タツヤ』
基「ごめん。困らせたかな？」
タツヤは慌てて私に謝る。
『ううん…全然。
あのね、タツヤ』
基「？」
『私、タツヤ達が居たから…強くなれたんだよ。』
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月織ひかり(プロフ) - かなりさん» ありがとうございます！野坂君ですね！候補に入れておきます...！ (2020年5月3日 11時) (
レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
かなり - 月織ひかりさん、落ち候補で私は野坂君に入れてほしいです！これからも体に気をつけて頑張って下さい！応援しています！！ (2020年5月3日 9時) (レス) id: 698341d95b (このIDを非表示/違反報告)
月織ひかり(プロフ) - 銀世界の姫騎士 レオさん» 多分夢主ちゃんも、御堂院を負かしたことをとっても嬉しく思ってると思います(笑)アレス編後半ではタツヤ達との絡みが少なかったですしね....！オリオン編でご期待ください！応援ありがとうございます！頑張ります...！ (2020年5月3日 2時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
銀世界の姫騎士 レオ(プロフ) - 体に気をつけて頑張ってください^^*応援してます！ (2020年5月3日 1時) (レス) id: 86c31a4b24 (このIDを非表示/違反報告)
銀世界の姫騎士 レオ(プロフ) - アレス編完結おめでとうございます！御堂院に向かって1番の笑顔で「残り数分の自由時間を楽しんでください」といった夢主ちゃん、とてもかっこよくてスカッとしました！笑 世界編で、夢主ちゃんとタツヤたちの関係がどう動くのか、とても楽しみです！ (2020年5月3日 1時) (レス) id: 86c31a4b24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2020年5月1日 14時
