【HQ】銀島くん一択です。【銀島結】

純粋 ページ24

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「うんま！Aちゃん料理めっちゃ上手いやん」




『ありがと』







ガツガツと食べてくれる3人を前に食べていると、嬉しくて胸が熱くなる。





我ながら上出来。


あっという間に食べ終わり、そろそろ2人が帰る時間になった。






「あつむうううううぎんんんんんん」



『ちょ、そんなくっついちゃあだめやって』



「ええよええよ〜俺みたいなセッターになり！」



「うん！！またきて！！！ギンみたいにいっぱいスパイクも決めるんやあ！！」



「おお！楽しみにしとるわ！」








2人から離れようとしない弟を引き剥がし、玄関で2人に靴を履いてもらった。





「Aちゃんご馳走さんでした！」


「ご馳走さん。美味かったで」


『あ、ありがとうな！また来てや！弟も待っとるし』


「おん！」「ほなな〜」







そうして私の家のドアは閉まった。








『ふああ…………』



「お姉ちゃん！？」








脚と腰の力が抜けて、その場に崩れる。



銀島くんが、家に来たんだ。







ほのかにまだ残る銀島くんの香りが、そのことを感じさせる。







「お姉ちゃんは、アツム？ギン？」



『え、何言ってんの』



「どっちなん！」







まだ小学生の弟に聞かれるとは。

今の小学生はませている。






『ギ、ギン………』



「ならギンと家族になるんかあ」



『は！？！？何言うとんの！？？』



「え？だってケッコン、するんやろ？」




キラキラとした目で私を見つめてくる。



小学生、純粋。羨ましい。








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