異能力者のお姫様は武装探偵社とポートマフィアに取り合いされていました！！

入社希望と社長 ページ7

貴女「………ん………」


目を覚ますと、そこは知らないマンションのお部屋でした


敦「あっ！Aさん！おはようございます！

シャワー浴びてきますか？」


貴女「い……いやぁーーー！！」


私は布団から一気に後ろに下がった


な……な……なんでー！？

なんでここに敦君がいるのー！？


貴女「あっ……」




そういえば昨日……芥川と敦君が戦って

それを私がケガを治して自分のケガ治すの忘れてて………



貴女「敦君だよね………？」

敦「.*･ﾟ(*º∀º*).ﾟ･*.うん！そう！僕、敦！」


なんか可愛い……



貴女「なんで私ここに？」

敦「社長が置いとけって……僕の責任でもあるし……」

貴女「そんなことないです！はい！全然！

………お風呂浴びてきてもいいですか？」

敦「うん！」









社長「それで、昨日の話は敦に聞いた

まさか、異能力者だったとは………」

貴女「はい……」

社長「異能力者である限り、お手伝いではなく

調査をするのが基本のようになっていくが

いいのか？」

貴女「…………………私には出来ません…」


そう私は俯いて言った




社長「そうか……無理にとは言わない……

ありがとうな」



そう言って社長は私の横を通り過ぎていく

敦君の悲しそうな焦った顔が見える

自分の髪が社長の通った風でなびいている



待って……私ってここで終わっていいの？

私だって、無理でもみんなの役に立ちたい


昨日みたいに敦君に迷惑をかけたくない

賢治君みたいないい子もいるんだし……



社長がドアを開ける音が聞こえる



貴女「でも……この仕事はやってみたいと

思いました………」


私は振り返って社長に向かって言う


貴女「私は……賢治君や敦君の仕事を見て

優しさを見て、自分でもできるようになりたいなって思いました！


出来るかは分からないけど……コーヒー入れからでもいいので社員にさせてくだい！」



そう言って、思いっきり頭を下げた




バンっ



？？「社長！！大変です！屋上で爆弾を持った

男がいて……近づいたら爆発するといい

でも少ししたら屋上から飛び降りるって言って………」



私は頭を下げていた顔を上げる



社長「分かった……お前ら、行け」


そう言ってその場にいたセーラー服をきた女の子と

敦君が屋上に向かって走っていった


社長「Aも行け」

貴女「………はい！」



そう言って私は走って屋上に向かった

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