男性恐怖症の私が初めて恋をした7【まふまふ】

218話 ページ18

妊娠線もはっきり出て夏ももう終わりの35週目



随分伸びていた髪も切り風が少し冷たく感じる



夏ももう終わりということで引き出しに眠っていたうどんを真冬が茹でてくれてお昼ご飯



でも



『ごちそうさま』



「もういいの？まだ二口しか」



『うん、もう食べれない』



「そっか」



『ごめんね』



「謝ることないよ


ほうれん草とか食べれる？貧血になりやすい時期だから鉄分取っといた方がいいよ」


『うん、ありがと』


食欲は落ちて歩くだけでも息切れしてしまう



「あ、そうだ｡はいこれ」



『？』


渡されたのは封筒


中身を見てみる



『これ…!!』


そこには10.18.Guestと記載されていた紙が２枚



「ワンマンライブ来て欲しい


そこが1番いい席なんだ


もう1枚は96ちゃんの分


6時からだけど僕は朝からリハーサルだから連れてきてもらって」



『…絶対いく


だからライブ頑張ってね』



「当たり前だよ


今までで1番最高のライブにしてみせるから」



『子供たちもパパのお仕事の姿が見れて嬉しいね


当日は3人で見守ってるよ』



「パパとして頑張らないとね」




＿


時間はあっという間に過ぎ



いよいよライブ当日

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