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side_Touba
俺にとっては見飽きてる町並みだが
姫様は楽しそうに辺りを見回している
真選組としてはかなりヤバい事をしている為
近藤さんにはこの事を伝えた
正直に言うと滅茶苦茶怒られた
姫様が真剣に頼み込んだら最終的には
何かあれば俺が責任を取るという事で許して貰えた
俺に出来る事っていえば切腹くらいだけどなぁ
そ「政宗さん!私あそこに行きたいわ」
とそよ姫が目を向けたのは
女物の着物やら何やらが売ってる店だった
『構いませんが一人で店から出ないでくださいね』
そ「もう、それくらいわかっている」
そ「お兄様にしつこく言われたもの」
最初こそ怒っていたが
店ん中を見回ってるうちに機嫌が治ったようで
楽しそうにしていた
銀「おやおや、誰かと思ったら税金泥棒じゃねぇか」
うわ...まじ最悪のタイミング.....なんで今なんだよ...
銀「おい、あからさまに嫌そうな顔するんじゃねぇよ」
銀「銀さん傷付くだろ」
楽「政宗がちゃんと隊服着てるところ初めて見たアル」
新「仕事中ですか?」
『.....仕事中だから話しかけんな万年ニート』
こいつらと関わるとロクな事が無い
いつもなら多少見逃してるが
今回は何かあったら本気でシャレにならねぇからな
銀「こんな真昼間に女物用品店の前でふらつく仕事ねぇ」
銀「いつからそんなフェミニストになったんだか」
銀「じょ、冗談じゃん、頼むから刀を収めて...」
なんかいつも以上にウザイわこいつ
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作者名:エラベールコイン | 作成日時:2023年6月23日 10時