あの時のあの子 ページ39
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武「各々方、万事抜かりの内容お願い致します」
来「心配しなくても大丈夫ッスよ〜先輩」
河「当面表立って動くのは」
河「拙者と村正だけでござるからな」
妖「行きましょう」
武「我々の伝説の幕開けです」
〜〜〜〜〜〜〜〜
ー河上殿、妖灯殿、まもなく目的地へ到着致しますー
ー万斉殿！村正殿！そろそろ到着なんですけど！ー
万斉と呼ばれる男はヘッドホンを外し
隣で寝ていた村正と呼ばれる青年は目を覚ました
ーそろそろ到着でございます！聞こえてますかぁ！？ー
河「あぁ、了解でござるよ」
妖「もう到着…ふわぁ」
河「さてと、拙者らの口八丁で」
河「上手く奴らを転がす事が出来るでござるかなぁ」
河「一世一代の大プロデュースでござる」
〜〜〜〜〜〜〜〜
ー万斉殿、我らは桂とくだんの侍の首が貰えると聞いてー
ー万斉殿？ちょっと聞いてんの万斉殿ー
河「聞いてるでござる、これね、今江戸で一押しの寺門」
ーそっちじゃなくてこっちの話！！！ー
ー何こいつ！なんでこんな奴を交渉に寄越した訳！？ー
ーねぇ村正殿！ねぇなんで！？ー
妖「あはは…」
河「心配いり申さぬ」
河「大方桂の連れて来た雑魚でござろう」
河「すぐにカタがつきますよ」
〜〜〜〜〜〜〜〜
河「あれが坂田銀時と桂小太郎」
妖「強いですね」
河「あぁ、一手しようてもらいたいものだな」
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作者名：エラベールコイン | 作成日時：2023年6月23日 10時
