【銀魂】分かたれた刀番外編 (ページ12)

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side_Touba

どっから出したんだその本格的なカメラ...

可愛い弟分の前で無様に負ける訳にはいかねぇから

俺も久々に本気でやろうかな

ーカッコつけやがって...てめぇなんか瞬殺だー

俺だって言われたらちゃんと新人教育するよ？

でもさぁ

あからさまにやる気ない奴に教える事なんざ何もねぇよ

『一か月はまともに歩けると思うなよ』

大柄な奴も何人かいたが突くとこ間違えなきゃ瞬殺だ

俺からすれば雑魚相手じゃ稽古にはならないけど

ストレス発散にはなるからよしとする

総「おぉ、きっかり10秒ですぜ兄貴」

『おっし、自己ベスト更新、俺カフェオレ飲みたいな〜』

総「仕方ねぇ、優しい弟が奢ってやりまさぁ」

山「新人とはいえ50人もいたのに...」

すっかり伸びてる野郎らは山崎に任せ

俺達は食堂で飯を食おうかと話していた

いつもより濃いマヨネーズの匂いがした

総「兄貴...食堂から地獄の匂いがしまさぁ」

『ここは洗浄あるのみだな』

俺達は巨大な水鉄砲を抱え、食堂目掛けて放った

まぁ当然ながら匂いの元は土方で

激おこマヨラーにゲンコツを食らった

土「てめぇら何やってんだこんな所でぇ」

土「稽古はどうした」

総「たった今終わったところでさぁ」

『そーそ、新人教育も兼ねてな』

土「やりすぎてねぇだろうな」

『...そりゃ.....人によるだろ』

『少なくとも俺は間違った事はしてねぇよ』

まぁちょびっと力加減を間違えたけど

新人教育はちゃんとしたし

後に現場を見て土方に怒られそうになった俺だったが

全てを見てた山崎、総悟、まともな隊員によって

土方の説教から解放されたのだった