にじゅうご ページ26
北｢いや、しなないでっ｣
びっくりしすぎてしゃがみこんだ俺を
茶化すように笑う。
そして俺に片手を差し出して
北｢京本、今日絶好調だね。
面白すぎる｣
といって俺をたたせてくれる。
いや、イケメンすぎて鼻血で出来そう。
絶好調ってか絶不調なんですけど。
じゅりがいないから
フォローしてくれる人いないし。
京｢ほくとまでからかわないでよ。｣
北｢ごめんごめんっ
きょーもとかわいくてさっ｣
何だこの人。可愛いって普通に言うよ。
あ、そっか。
この人たちにとっての可愛いは
俺らがみてる小さい子の感覚なんだ。
慎｢てかさっき音楽スタジオ？の話してたじゃん？｣
京｢あ。出会いみたいな？あいつらとの｣
さっき、興味なさげに聞いてきた話。
北｢何の話？？｣
何の話か分かってないほくとにひと通り話す。
京｢俺とじゅりとジェシーとの出会いって
音楽スタジオなんだよって話をしたの。｣
北｢へぇ。それ俺も聞きたい。｣
この話は俺が嫌で誰にも話したことがない。
こーちとあの二人しか知らない話。
この2人なら話しても大丈夫かな？？
京｢この話してもいつも通り接してくれる、？？｣
慎｢もちろんっ。きょもは大事なお友達ですから｣
生徒じゃなくてお友達って言われたことが嬉しい。
北｢ん。聞かせて？｣
京｢俺のパパはミュージカル俳優でね、
ちっちゃい頃から一緒に音楽スタジオに
連れてってもらってた。
中学になると自分から
パパの稽古を見に行くようになったんだけど
ある日いつも通りに行くと
同じぐらいの男の子がパパを見てたの。
俺は怖かったから
通り過ぎようとしたけど話しかけられた。
それで仲良くなったんだっ。
だからいま3人でいるのは運命なの。｣
北｢なんかすげえ。｣
京｢ちなみにね、
おれとジェシーはバラードが得意で
じゅりはラップ出来んだよ！！
ちなみにじゅりのラップは世界一
まじかっこいい！！｣
男の俺でも聞き惚れるほどじゅりのラップは
聞きやすいしかっこいい。
そこら辺にある動画より
カッコイイってどういうこと？？
慎｢え！聞いてみたい！
じゅりってラップするんだ。｣
北｢学園祭、とかでないの？｣
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☆☆☆(プロフ) - Mireiさん» コメントありがとうございます！ぜひ書かせていただきます！ (2021年1月28日 4時) (
レス) id: f7de329851 (このIDを非表示/違反報告)
☆☆☆(プロフ) - みわさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！今から番外編を連載する準備させていただきます！ (2021年1月28日 4時) (レス) id: f7de329851 (このIDを非表示/違反報告)
Mirei - 見たいです！ (2021年1月23日 21時) (レス) id: cfb509a364 (このIDを非表示/違反報告)
みわ(プロフ) - 番外編是非読みたいです (2021年1月23日 16時) (レス) id: a68b705484 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆☆☆ | 作成日時：2020年7月28日 0時
