四十四話 ページ45
貴女side
…ピピーッ
目の前の光景を頭が拒否してる。
敗北という実感がまだなくて、何も考えれない。
目の前に全力で戦ってきた選手たちがバラバラとこちらへ向かってくる。
・
あっという間に、試合も表彰式も終わり、体育館の外へ出た。
・
・
外に出て、
皆どんよりしてる。
こういう時、なんて言えばいいの?
『お疲れ』?
『頑張ったね』?
『惜しかったよ』?
いや、違う。
「……つよ、く、なれ…!」
この言葉だ。
私の言葉に、皆こちらに視線を向けてきた。
ただ、怖いと言う感情しかない。
『あんたのせいで!あんたのせいで負けたのよ!』
『あんたがあんなロブあげるから…』
また、なんか言われるんじゃないかって。
怖くて、伏せた。
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りん - すごく面白いですとっても気に入りました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ (2017年3月26日 22時) (レス) id: 60bb46c8b1 (このIDを非表示/違反報告)
民(プロフ) - 翠山葉月ノ十四さん» すみません。ご指摘ありがとうございます! (2017年1月14日 17時) (レス) id: 8dfbbd9c22 (このIDを非表示/違反報告)
翠山葉月ノ十四(プロフ) - ネットは1人で準備できませんよ。少なくとも、2人で何回かにわけないと無理です。 (2017年1月13日 15時) (レス) id: 113142bdb7 (このIDを非表示/違反報告)
根菜(プロフ) - レスありがとうございます!m(_ _)m (2017年1月4日 14時) (レス) id: 12ef26e614 (このIDを非表示/違反報告)
民(プロフ) - 根菜さん» あ、そうです。すみません!ありがとうございます! (2017年1月4日 13時) (レス) id: 8dfbbd9c22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:民 | 作成日時:2016年12月30日 18時