さしす組が溺愛してます

五条悟の独占欲 ページ9

｢さとる、苦しいよ。｣



｢何時間も会えなかったんだから、いいだろ。｣









Aの首元に頭を填め、スンスンと匂いを嗅いでいる。









｢悟、女遊びやめたの？｣



｢なっ、どこで覚えたんだよそんな言葉。誰に教わった？？？俺がしめてくる。｣









急に起き上がりAの肩を激しく揺らす五条。



彼がこんなにも幼女を溺愛するなんて、誰も想像しなかった光景だ。



いつしか五条にも懐き、毎日五条の部屋に連れて来られては夏油か家入に没収されている。









｢お前が寂しがるからな。お前のためだ、感謝しろ。｣




｢わかり、ました。｣









Aという相棒ができ、どこにいても時間を共有したいと思った五条は、キッパリと女遊びをやめた。



それを家入から五条に言っとけと指示が下ったAは、しっかりとそれを五条に伝えた。









｢あー、A大人になったら絶対結婚しような。｣









この時期に自分と同じくらい顔が整っているAに、もう五条はすっかり惚れ込んでいる。









｢この間傑が、悟はロリコンだって言ってた。｣



｢アイツ、許さねえ。あいつだって大概だろ！硝子も！ついでに夜蛾先生も。｣



｢私はみんな大好きだよ。｣



｢俺以外好きって言うな、分かったか？｣









その会話をドアの外からこっそりと聞いていた家入と夏油は、すごいな…と言葉を零していた。

嫉妬もヤキモチもだいたい同じ→←愛されるのも苦労

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