さしす組が溺愛してます

おかえりとただいま。 ページ29

｢硝子！！おかえり。｣



｢全く、子供のお守りは疲れます。｣



｢そう？僕は楽しかったけど、ね？A！｣



｢灰原はほとんど居なかっただろう。｣









家入と入れ替わりで五条達と任務に向かう灰原と七海。



Aとの遊びがハードすぎたのか、七海はもうげんなりとしている。









｢ただいま、A。あんまり七海達に迷惑かけなかった？｣




｢かけてないよ、私が七海の面倒見てあげたの。｣




｢そっか。｣









目線をAに合わせて話をすれば、Aは誇らしげに七海の世話をしたと語る。









｢案外過保護なんですね。｣



｢過保護じゃないよ、愛情の教育。｣



｢？？？｣









言っている意味のわからない灰原とA。




Aは灰原に肩車をしてもらってご機嫌が良い。









｢気をつけなよ、灰原。七海。｣



｢はい！全力で気をつけます！｣



｢灰原…もう少し大人しくしてくれ。｣









五条さんに怒られるから早く行こうと言いその場から消えた灰原と七海。









｢ねえ硝子、悟と傑はいつ帰ってくる？｣



｢明日には帰ってくるよ。｣



｢悟、お土産買ってきてくれるかな。｣



｢そういうのは夏油に頼んだ方がいいね。｣









楽しみだなーとAは笑った。

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