１８５話 ページ44
東卍の総会にこっそり出席後、
特に万次郎からの連絡があるわけではなく
ただ、学校に行って生活して 日常が戻りつつあった。
怪我の治りはまあまあ。
おでこの怪我もおっきいガーゼだったのが
絆創膏で収まるくらいには治っている。
『荒雅、わざわざ様子見に来なくてもいいのに』
荒雅
「まだ抗争があってから日が浅いだろうが。
それに、黒龍が東卍の傘下になったからって
逆恨みされる立場なのは変わらねえんだ。」
抗争が終わってから落ち着いた今まで
荒雅がしょっちゅう家に来るようになった。
過保護に磨きがかかったのは、多分私のせいだけど…
正直 ほぼ離縁状態の私に構っているのは荒雅の為にならない。
でも頑なに止めないから、私が折れた、珍しく。
確かに荒雅の言うとおり今までより不良界隈からの
目が変わった気がする、今回の件で知名度が出てしまった。
そういえば黒龍の奴らに口止めしてないなと
思っていた矢先に東卍加入の話が出たから放置してしまった。
『完全に失態だ…まあ、もう仕方ないか』
荒雅
「…お前、本当に注意しろよ
噂は思ってるより広まってるからな」
『…噂、なあ』
それって何処まで本当の話だろう。
誰まで届いてんだろう。
何処まで、誰が敵で、味方は、目的は、誰が、
＿＿＿＿誰が犠牲になる？
荒雅
「おい、おい！！！」
『！！！』
荒雅
「注意しろっていうのは、そういうんじゃねえよ
お前のは その……ぐちゃーっと考え過ぎなんだよ」
『ぐちゃ？ ……え？』
荒雅
「〜っだから！お前周りの事ばっか考えたろ
注意すべきなのは自分の身だろうが」
『え、あ、あー…』
荒雅
「ほら見ろ！ほら見ろ！お前そーいうとこだからな！？」
『えー…そーいうとこ……？』
荒雅
「無理しすぎ、考えすぎ、抱え込みすぎ。
手ぇ出しても引っ張りあげなきゃ反応しねえ」
『え、いや、反応くらいするよ(断言は、まあ、できないけど)』
荒雅
「頭良いのにバカだからなー、A」
『…でも曲げないよ、私。嫌なものは嫌だ
……それは、普通じゃない？』
荒雅
「普通だろ、お前は俺の妹でA。
今更自分は宇宙人だとでも思ったかよ？」
『宇宙人て、私人の子なんだけど？ 笑』
荒雅
「例えだろーが！！ 」
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琉生(プロフ) - 月奏星さん» コメントありがとうございます！設定確認してきました、改善できましたでしょうか… (6月21日 22時) (
レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)
月奏星(プロフ) - あの、1番最初から見たいんですけど見れなくて、 (6月21日 17時) (レス) id: a13783a9b2 (このIDを非表示/違反報告)
琉生(プロフ) - 未雪姫さん» コメントありがとうございます！今自分で考えては泣いて考えまくってるのでどうか後ゆっくりお待ちください…！ (6月18日 21時) (レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)
未雪姫 - 過去が重すぎて泣いたんですが‥‥しっかりハピエンにしてください！ (6月11日 19時) (レス) @page28 id: 2caf6a868c (このIDを非表示/違反報告)
琉生(プロフ) - エマさん» コメントありがとうございます！ご指摘ありがとうございます！訂正いたします.ˬ.)) (2023年1月29日 11時) (レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琉生 | 作成日時：2022年7月18日 22時
