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172話 ページ31

『実際、そうなのかなーって想定でしか
相手の事はわかんないもんでしょ

だから万次郎は私に直接聞きに来たわけだし。』






万次郎
「…そーだった」






『え?ちょっと忘れないでよ、連れ出したの万次郎でしょ』







万次郎
「……元はといえば、ネーサンが黒龍に行ってるの
オレ知らなかったからなんだけど」







『え、たけみっち言ってなかったんだね。そっか、なるほど……』




だから教会で、なんでいるんだ?みたいな反応だったのか
あの場で知ってたのは黒龍とたけみっち、千冬くん、八戒、

それと、稀咲と半間


そういえば稀咲と半間を東卍にいれたのって
万次郎だってたけみっち言ってたかも。




『なあ、なんで稀咲と半間を東卍にいれたの』






万次郎
「……東卍をでかくする為?」







『なんで疑問系』






万次郎
「いや、ネーサンがその話ししてくると思わなくて
ちょっとびっくりしただけ」





『びっくり?それこそなんでよ。
アイツラは東卍の雰囲気とは違う部類だろ。』




稀咲は戦略的で狡猾、それに執着心が強い
半間はよく知らないけど稀咲に心酔していると思う。
じゃなきゃ一緒に行動なんてしないだろう。


東卍は不良にしては友好的で、人情深く、保守的。
非人道的なことは良しとしていない。

チームの雰囲気は核になる人物の人格が
そのままチームの大きな主軸になる。


万次郎がトップで影響を受けるとしたら
創立メンバー、幹部、それと……多分たけみっち。





万次郎
「……たけみっちも、稀咲の事嫌いなんだって。
ネーサンも稀咲嫌い??」





『……稀咲が、嫌いというかやり方が気に食わない、と思う
私、あいつ自身としっかり話したこと無いしわかんない。
多分私の事は大して興味ないんだと思うし』





万次郎
「??」







『うーん……どう噛み砕いたらいいかな……
例えばね、万次郎が私のことぶったとするじゃん』






万次郎
「え、なんで?」






『……上手く例えが出ないんだよ察しろ。

それで、親しい人が見ればちょっとした喧嘩か?とか
私がなにかしたか?とか考えるけど

他人がその現場だけを見たら ただの暴力、ってなる。

ただの他人がお前を罵ったとして
"お前に何がわかる"って反発しても
だって知らないもんとしか相手は言えないでしょ

そーいうもん、ってこと』





万次郎
「……なんとなく?」





『なんとなくで十分だよ、笑』

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琉生(プロフ) - 月奏星さん» コメントありがとうございます!設定確認してきました、改善できましたでしょうか… (6月21日 22時) (レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)
月奏星(プロフ) - あの、1番最初から見たいんですけど見れなくて、 (6月21日 17時) (レス) id: a13783a9b2 (このIDを非表示/違反報告)
琉生(プロフ) - 未雪姫さん» コメントありがとうございます!今自分で考えては泣いて考えまくってるのでどうか後ゆっくりお待ちください…! (6月18日 21時) (レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)
未雪姫 - 過去が重すぎて泣いたんですが‥‥しっかりハピエンにしてください! (6月11日 19時) (レス) @page28 id: 2caf6a868c (このIDを非表示/違反報告)
琉生(プロフ) - エマさん» コメントありがとうございます!ご指摘ありがとうございます!訂正いたします.ˬ.)) (2023年1月29日 11時) (レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琉生 | 作成日時:2022年7月18日 22時

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