１６５話 過去 ページ24
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『あれ、荒牙いないや……5時で合ってるよな？』
学校を出てすぐに荒牙からメールが来て、
集合場所についたのはいいけど本人が来ていなかった。
何か用事でもできたんだろうと待っていると
特攻服を着た男共がこちらに向かっていた。
「テメェがあの "ナナシ" だな？」
『なんの事？あんたらは……』
「しらばっくれんじゃねえよ！！
お前のことはアイツから聞いてんだよ！！」
『アイツ……？』
「おい、お前ら！女だからって手ぇ抜くんじゃねえぞ！」
「「 オォ！！！ 」」
私が "ナナシ" ってことも女だってこともバレてる……
誰かが情報を流したのか？
考えがまとまらないまま、集団が襲ってきたので交戦になった。
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一時間くらいが経った。
『ハァ、ハァ、………クソッ』
人数が多い、しかも場所が場所で人ひとり通りかからない。
いくらのしても人が減らずに自分の体力だけが
削られて体が重くなってきた。
『何が、目的だよ……
私を倒したとして、なんの利益がある』
「そりゃあ、依頼があったからこなしてるだけだ」
「お前をやったらオレ等は幹部に一歩近づく…！！」
『幹部……大人数で一人をのしても
大した手柄じゃないだろうに……
そんなもので軽く踊らされて可哀想な人達だ。』
「うるせぇ！！！テメェがくたばりゃいいんだよ！！」
『誰が、そんなものの為にくたばるかよ』
一人、また一人と倒していくと相手はビビリだして
後退りをした。
そんな中、一人大柄な男が声を上げた。
「テメェ、コイツ等がどうなってもいいんだなぁ！？」
『……は？』
男の足元には両親の姿があった。
痛めつけられたのか、髪もボサボサで服も泥だらけ。
顔には青あざができていた。
母
「うぅ……やめてください……」
父
「……ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ……」
『テメェ……何一般人に手ぇかけてんだ……っ！！！！』
「お前のせいだっ！お前がいつまでも黒龍に盾突きやがるから
処分しろって命令が出たんだよ！！！」
『上から………斑目獅音か』
「獅音くんを軽々しく呼ぶんじゃねえ！！」
ブンッ
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琉生(プロフ) - 月奏星さん» コメントありがとうございます！設定確認してきました、改善できましたでしょうか… (6月21日 22時) (
レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)
月奏星(プロフ) - あの、1番最初から見たいんですけど見れなくて、 (6月21日 17時) (レス) id: a13783a9b2 (このIDを非表示/違反報告)
琉生(プロフ) - 未雪姫さん» コメントありがとうございます！今自分で考えては泣いて考えまくってるのでどうか後ゆっくりお待ちください…！ (6月18日 21時) (レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)
未雪姫 - 過去が重すぎて泣いたんですが‥‥しっかりハピエンにしてください！ (6月11日 19時) (レス) @page28 id: 2caf6a868c (このIDを非表示/違反報告)
琉生(プロフ) - エマさん» コメントありがとうございます！ご指摘ありがとうございます！訂正いたします.ˬ.)) (2023年1月29日 11時) (レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琉生 | 作成日時：2022年7月18日 22時
