プロローグ ページ1
『あー…今日って何日だっけ…』
駄目だ…仕事のし過ぎで月日の感覚が狂ってる…
「今日は×日ですよ。…粗茶ですがどうぞ。」
『ん。ありがと日本』
ここは、日本にある私個人の別荘である。
今回は日本での仕事があり、滞在中はこの別荘で過ごしているのだが…
『…ごめんね、仕事手伝わせちゃって。』
「いえ、お気になさらず。
…あの、最近根を詰めすぎていませんか?
少しお休みした方が…」
『うぅ…私だって休めるなら休みたいわよぉ…!
でも、今お姉さんの家忙しくて…
んあ、日本ちょっとこっちにおいで?』
え? という日本を私の傍に引き寄せたと同時にガッシャーンと大きな音を立てて割れる窓ガラス。
「やぁ!A!遊びに来たんだぞ!」
『こらアメリカ!!ダイナミックお邪魔しますは危ないからやめなって何度言えば…っ!!
兎も角、割れた窓直しなさい!』
「えー!せっかくHEROの俺が来たのn」
『なぁにアメリカ?文句ある??ん??』
「い、いや!なんでもないんだぞ!!」
「流石はアメリカさんですね…おや?あれは…イタリア君とドイツさん!?」
「ヴェー!!姉ちゃーん!!日本ー!」
「イタリア!!走るんじゃない!」
「おいアメリカ!俺を置いてくんじゃねぇよバカァ!!」
「ちょっとちょっと〜!お兄さんも忘れないでよね!
Bonjour A姉さん!マカロン持ってきたよ!」
「うわっ!イギリス!?フランスまで!驚かさないでくれよ!」
「ちょっと皆さん!Aさんは今仕事中…」
『うわーん!!!
お願いだからお姉ちゃんにお仕事させてぇー!!!』
国名をアトリニカ、皆からはAと呼ばれる私。
そんな私の日常を貴方達にも教えてあげる。
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作者名:狐姫 | 作成日時:2018年9月1日 1時