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"Aはどこ"
夕暮れ、そんな声が聞こえた。
そう言えば今日には
訓練兵の所属兵団が決まるんだった。
「A」
部屋から馬小屋の前に移動すると、
ついこの前まで一緒に訓練した仲間がいた。
ジャンがエレンの肩を掴んでいたが、
どうやら喧嘩ではなさそうだ。
自分の命を人類に捧げる。
だがそれは、怖いものだ。
それをジャンは、エレンに伝えたんだ。
エレンに掛かっていると
暴走するなと、頼むぞと。
ミカサ「A、何かされてない？怪我は、」
いち早く私に気づいたのは、ミカサだった。
先程からミカサが私を呼んでいたから来たのだが。
A「大丈夫」
いつからか、ミカサの心配性は私にも及んでいた。
エレンやアルミンの心配をするのは分かるが
なぜ私にも、と思うが
心配して貰えるのはありがたい。
ミカサ「あのチビ、次会ったら…！」
A「チビって？」
アルミン「多分、
リヴァイ兵長のことじゃないかな…
ミカサ、蹴られたAのこと心配してたから…」
あぁ、成る程。
まぁ、リヴァイは出会った頃から
あまり成長していないが。
ジャン「ロイは元気か」
A「うん。もうすぐ来る」
先程、ジャンとエレンの会話が聞こえた。
この前の闘いで
マルコが死んだらしい。
ジャンとマルコは仲が良かった。
それに、元々内地に行きたくて
憲兵団を希望していたのに
ジャンも考えが変わったらしい。
A「…アニは」
訓練兵時代から、アニは話しやすくて
仲が良かったと思っていた。
やっぱり、憲兵団に行ったのか、
アルミン「アニは憲兵に」
A「そっか」
エレン、ジャン、ミカサ、アルミン
コニー、サシャ、ベルトルト、ライナー
クリスタ、ユミル…
以外と沢山来た事に驚いた。
クリスタ「ビックリしたよ、
エレンは仕方ないけど、
Aとロイまで先に調査兵団に行っちゃうなんて」
サシャ「そうですよ！
でも、この前の闘いでの活躍は素晴らしかったですし、納得です」
エレン「いや、こいつらは「エレン」
それは、まだ言うな。
話が長くなる気がする。
特にサシャやコニーに聞かれたら。
「おいお前らー！制服配るぞー」
アルミン「じゃあエレン、A、行くね」
これからだ。
これからが闘いだ。
壁外調査
それで、何人生き残れるか______
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あおいそら(プロフ) - リヴァイ好きさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！中々更新出来ませんが、そう言っていただけると力になります！ (2019年8月8日 21時) (
レス) id: fbd68f7f09 (このIDを非表示/違反報告)
リヴァイ好き - わたくし、こういう小説大大大好きです。応援してます！！ よかったらまた別の作品も作ってほしいです！ (2019年7月28日 18時) (レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
あおいそら(プロフ) - あまりさん» ご指摘ありがとうございます…！ (2018年12月14日 9時) (レス) id: 148be5f7db (このIDを非表示/違反報告)
あまり(プロフ) - ミカサの名前がミサカになってます…！ (2018年12月14日 2時) (レス) id: 53d0b6b8aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおいそら
| 作成日時：2018年1月25日 22時
