32話 ページ34
.
Aside
____コンコン
A「広斗…」
雅貴の部屋を出て
トレーを持って、今度は広斗の部屋へと向かう。
広斗は勝手に入ると怒られそうだから
一応ノックを。
広斗「…来んな」
部屋の中から聞こえた返事は微かだけど、
確かにそう聞こえた。
でも、ごめん
____ガチャッ
心配で、広斗がほっとけなくて
部屋へと入る。
そしたら、
広斗「来んなって！！」
____ガシャーンッ
怒った広斗が枕を投げてきて
それが私の持ったトレーを直撃した。
…分かってる。迷惑なのは。
落ちた食器やおにぎり達を
トレーに拾って戻す。
…また、作んなきゃ
でも今は…
A「…広斗」
今一人だと壊れてしまいそうだから、、
A「…尊龍にぃね、」
広斗「…るせぇよ」
A「前に言ってた」
広斗「黙れって！！」
トレーを置いて
ベットに座って
怒鳴られても、胸ぐら掴まれても
今の私にできるのは
これ位だから
A「例えどんなに怪我しても…守りたいと思うなら、それは間違ってないって」
____________ ________ ____
昔、尊龍にぃと出かけた時
A『…大事なものって何？』
そう、聞いたこたがあった。
尊龍にぃはいつも、
『拳は大事なもん守る為に使え』
そう、言ってたから。
尊龍『…守りたいもんを守れ』
A『守りたいもの？』
尊龍『その守りたいものの為に、拳を使え。例えどんなに怪我をしても…守りたいと思うなら、俺は間違ってないと思うけどな』
A『尊龍にぃは守るの？』
尊龍『…あぁ』
____________ ________ ____
だから、
A「尊龍にぃは二人を守りたかったんだよ…
両親と、二人を」
広斗「…でも死んじまったら意味ねぇだろ！」
A「そうかもしんないけど！」
…それは、尊龍にぃの死を無駄にすることになるから
A「こうなった以上…尊龍にぃの分まで生きるしかない。
尊龍にぃが残してくれた命を…
尊龍にぃの分まで
広斗が楽しく生きてくれれば…
尊龍にぃだって報われる、、」
辛い。悲しい。
でもそれを乗り越えた先に
また何か見えるから。
…そうでしょ、、
スモーキー？
.
広斗「兄貴っ、」
.
だから今は、
泣いていいよ
.
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SORA(プロフ) - あおいそらさん» 了解(^-^ゞです笑 (2018年3月8日 17時) (
レス) id: c26baa854f (このIDを非表示/違反報告)
あおいそら(プロフ) - SORAさん» 自分でも見返してこんなこと書いてたのかと思うことが多々あるので、何を思って書いたのか、急いで書いたので、もう後は皆様のご想像にお任せします(笑 (2018年3月8日 17時) (レス) id: 75c43f33b5 (このIDを非表示/違反報告)
SORA(プロフ) - 結局、主人公と尊龍は、やったの？やったなかったの？笑 (2018年3月5日 23時) (レス) id: c26baa854f (このIDを非表示/違反報告)
あおいそら(プロフ) - *madder*さん» あー、まだ最近の方もハッキリしてないですからね、笑 あまり気にしない方がいいですね、笑 (2017年4月27日 8時) (レス) id: 75c43f33b5 (このIDを非表示/違反報告)
*madder*(プロフ) - だと思います、というかそれでどうだこうだなら最近の人からまだ日が浅いとに気が変わるの早すぎだと思いますね、それなら臣さんに害がある気もしますがそこまで性格悪くはないかと笑 (2017年4月26日 22時) (レス) id: dd1a426997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおいそら
| 作成日時：2017年4月8日 16時
