『傷付け合って生きようか』~season III~

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二人から逃げて


だんだん見えてくる集団。




珍しい、、


いつか以来か、G-SWORDが集まるの。



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良樹 「じゃ、スモーキーによろしく。

帰るってー」









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左京の言葉で帰り支度を始める集団。


良樹もタケシに声をかけて
鬼邪高のみんなにも声をかける。


仲良くなったなー、鬼邪高。









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タケシ「A…来んなって言っただろ」



A「っ、痛い」









その良樹の後ろ姿を見てれば

今度はタケシが近づいてきて、私の怪我した頬を摘んだ。









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タケシ「…スモーキーは」



A「大丈夫。ララ、あっちにいる」



タケシ「ピー」



ピー「あぁ」







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痛いって言えば話してくれて

でも真面目な顔のまんまで、そのままピーに指示を出して
タケシ以外みんなついて行った。





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タケシ「俺先戻る」



A「うん」



タケシ「戻ってこなかったら潰す」



A「…アホ笑」







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タケシはやっぱ
一足先にスモーキーのとこに戻るのか。



タケシ、本当スモーキー好きだな



そう思えば、冗談を言って
それに笑った私の頭を撫でて、笑った。







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コブラ「…で、A」









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帰っていくG-SWORD

でも山王は動かず
コブラの声でゆっくり私の方へと向き直った。








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A「…」





コブラ「どうなってんだ」









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振り向いたコブラの顔が

真剣な顔で



多分、雨宮のこと、だよね。








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ちゃんと話すから


でもこんな人前ではさ、、






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だから、

話しづらいからって

コブラ一人、少し離れたとこに連れてきた。







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コブラ「で、どうなってんだよ」




A「…雨宮は____」









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話すよ。


全部。







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