仮面ティーチャー.君がいれば (ページ23)

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次の日___

「荒木先生！！」

つまらない授業の最中

市村先生が教室に入ってきた。

市村「金造くんが！」

その言葉に、胸騒ぎがして
教室を飛び出した。

金造は溜まり場に行くって言っていたはず。

…もしかして

荒木「おい金造！」

金造「獅子丸を傷つける奴は…ぶち殺す」

荒木の後へついていくと

教師一人を殴ったであろう金造が
そう言って荒木に向かって歩き出していた。

…やっぱり、仮面を潰すためだ。

「やってみろ」

そう、思った時

低く重たい声した。

金造も、荒木に向かってた足を止め
そちらを見ると

仮面ティーチャーが
階段に座ってこちらを見ていた。

…この前のやつと違う

前にボンを止めていた仮面と

色も服装も違う気がする。

そして、

金造がおされてる

という事。

「まて」

仮面との戦いに押されていた金造の元に

今度はまた、この前の仮面が現れた。

仮面同士の戦いがそこでは繰り広げられ
確かにM4や金造が強さの違いにやられるのが分かる。

A(…ぁ)

そして、仮面同士の戦いが
廊下から屋上へと変わる中

ふと金造を思い出し、その戦いを追いかける
金造に近づく。

市村「金造くん！大丈夫⁈」

けど、その前に

市村先生が駆け寄って、
殴られた痛みに崩れ落ちる金造を支えた。

そしてその瞬間…

二つの仮面は消えた。

金造「触んじゃねぇよ、

お前らの手なんかかりっかよ」

そう言って、激闘に呆然とする私の横を

金造は何も言わずすり抜けていく。

…金造が、

負けた

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