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ーエピソード 167 3年生の大きさー



your side.*・゚




残りあと1点で烏野の第1セット獲得になる
皆唾を飲み込む





ボールは条善寺へ
最後はどんな決め方にくるか…と思っていると
あのフォームは……!!!





滝ノ上「条善寺も、シンクロ攻撃!?」






全員が打つフォームへ入る
試合中のコンビネーションは時間差の攻撃のみ
いきなりの攻撃体勢に体を構える





フワッとボールが1番へ





「よっしゃあああああ あ、あぁ……。」





高く飛び、打つ…!と思った瞬間

ボールは1番の上をキレイに通過
タンっとボールの落ちる音のみが聞こえる




『……あれ。』




ピピーッ


21ー25 第1セット終了





条善寺はシンクロ攻撃を見よう見まねで
やってきたその無鉄砲さに驚く




そして第2セットが始まろうとする


影山くんも鼻血がとまりコートへ復活





『日向くん影山くん落ち着いて頑張れ!』





滝ノ上「逆効果だぜ、Aちゃん………」





うおおおっとやる気十分にコートへ入る2人に
声をかけるが、もっとやる気が出てしまったようだ
やる気があるのはいいのだけれど、ただ落ち着きが
なくなると一気に崩れちゃいそうなんだよなぁ…






大丈夫か…と2人を見送り試合開始






ノヤさんがキレイにレシーブを上げる
影山くんがボールを日向くんへ…



影山「ア゛!!」



しかし日向くんの手は届かず、横へ流れてしまう
日向くんは右手精一杯伸ばし上げようとするが…




パァンっ!!






瞬時に反応した澤村先輩が、ボールを返した




滝ノ上「反応っていうより、読んでたっぽいな」





西谷「大地さんナイス尻拭い!」




澤村「その言い方やめろっての!」






ボールは条善寺がまだ繋いでいる
1番の人がスパイクを打ってきた


しかしそれをまた繋ぐ澤村先輩
そして日向くんの速攻がバッチリ決まる




『きまったァ!!!』





日向「すいません!ナイスカバー!あざす!」




澤村「どんだけ落ち着けって言っても
一発目はお前ら絶対やらかすと思ったんだよねー
力みすぎて」





澤村先輩はそれを読んで、あの位置にいたのかと
感心してしまう





澤村「おれにはド派手なプレーはムリだけど
土台なら作ってやれる。

まぁ、存分にやんなさいよ」






そう言った澤村先輩の背中は大きく流石3年生
キャプテンに相応しかった





その後は日向くんの攻撃をノーマークで対策したり
至近距離レシーブなどかなりキワキワな試合を
挑んでくるが、烏野のとの点差は開く

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作者名:りりらら | 作成日時:2020年7月13日 3時

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