エピソードオブユー《ハイキュー》 (ページ2)

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ーエピソード 1 終わりと始まりー

「バレーボール(排球)」

コート中央のネットを挟んで

2チームでボールを打ち合う

ボールを落としてはいけない

持っても行けない

3度のボレー

攻撃へと

〝繋ぐ〟

球技である

ー目の前に立ちはだかる高い高い壁

その向こうはどんな眺めだろうか。
どんな風に見えるのだろうか。

〝頂の景色〟

誰か独りでは決して見ることのできない景色

でも

独りではないのなら、

見えるかもしれない景色_______________

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no side.*･ﾟ

「ナイス！！」

「ナイスコースでーす！」

飛び交う声援、キュッキュと靴の音

ズドッ！！というボールの音

広い市民体育館、エアーサロンパスのにおい

今日は中学総合体育大会
男子バレーボール競技

北川第一中学校vs雪ヶ丘中学校

「アイツに点を！！取られたんだよ！！」

明らかに違う強さ、身長、経験

そこにいる、高い運動能力、反射、
自分の身体を操るセンス
そして、勝利への執着

を、持つ少年に皆目を見開く

「マジか！打ったよアイツ！！」

「驚いたな…」

「あんなムチャぶりトスを…！」

しかし結果はアウト

ピーーーっと審判の笛の音が鳴り響く

試合終了

セットカウント
2ー0

勝者：北川第一

ー北川第一応援席

『へぇ、あの子面白い。』

フワリとベージュの髪を靡かせ
艶やかなピンクの唇を手を当て、クスリと笑う

試合が終わると
バレーメンバーが、応援席の方へ来て
挨拶をする

「ありがとうございました！」

応援席からその声に拍手が響き渡る

少女は挨拶が終わると同時にしたの出口へと駆け出す

？「あ、A」

『お疲れ様！国見ちゃん、金田一！と、影山くん！』

国見ちゃんと呼ばれた男国見英にAは駆け寄り
手をぎゅっと握りブンブンと振り
かっこよかったや、レシーブ凄かった等を言う

国見「あ、ありがとう…ってその呼び方やめろ」

金田一「相変わらず元気なことで、、」

影山「…っザス」

試合が終わってすぐにも関わらず満面の笑みで
テンションMAXで話しかけるAに苦笑いをしながらも、照れる

ー他の応援席

3人の黒いジャージを身にまとった男子
背中には烏野排球部

「コート上の王様かぁ」

「高校にあがってきたら厄介な敵になりそうだな」

「あのチビも楽しみっすね」