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まさかのプレゼントに口角が上がる。
あのAが、あの朱雀Aがぬいぐるみをプレゼントだなんて…。
ギャップが限界を超えている。
生地とか、この目の宝石とか多分凄く高級なんだろうけど、恐ろしい気もするけど今はただただ嬉しい。
あれ、そういえばありがとうってまだ言えてない。
いつの間にか窓際に立って夜景を眺めていたAに駆け寄って、お礼を言った。
「しっぽのリボンも凄く可愛くて…！
…ってA？聞いてる、？」
「んー？あぁ、ごめんごめん笑
……ねぇ、真冬」
「ん？ ＿＿＿＿えっ？」
返事をした時には、ぐんと身長が縮んだA。
僕は目を丸くした。
「…貴方を、心から愛しています。
僕と結婚してください」
頭が真っ白になった。
立っている感覚も、最早生きている感覚もしなかった。
じんわりと視界がボヤけて、Aの微笑む声が聞こえて、
ただ、目の前に跪いて愛を教えてくれるこの男が、眩しくて、愛しくて、
「ぅっ、Aっ…、」
「ふはっ、泣いてばっかじゃ分かんねーよ。
俺の一生をかけても良いの？」
「、ぅん、……っ、一生、幸せ…っ、にするから、結婚しよう、っ」
触れるだけのキスの後に、薬指に指輪がピッタリ通されて、尚も涙が零れ落ちる。
恋が熔けて愛になって、
愛が育まれて恋になって、また愛になる。
世界一の幸せをくれる人が、幸せだと笑ってくれるならそれでいい。
「A、ありがとう。愛してる」
「まふちゃんがいてくれるだけで、俺は幸せだよ」
そんな贅沢をこれからも2人でずっと。
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ちよひめ(プロフ) - 需要あります！次の作品も待ってます。本当におもしろかったです。 (2022年8月22日 10時) (
レス) @page50 id: 7bd8410718 (このIDを非表示/違反報告)
ルム - 最高です 神作品です何回も読んでしまいます！！！更新じゃんじゃんしてください！！！神作品でもう出会えて嬉しすぎます！更新待ってます！！！ (2022年5月30日 15時) (レス) @page35 id: cfcfb7c0ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楽流 | 作成日時：2021年12月24日 9時
