お約束愛されじゃないんですか！？【2j3j】 (ページ6)

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我ヒロインよぞページ6

　

結論から言うと、私は男子校にそのまま在籍することになった。

なぜだ？
姉妹校的なノリで連携してる女子校もあるんだよね？

普通そっちに移すとかじゃないの？流石に。

「田角理事長曰く、水面下で計画していた合併をうんぬんかんぬん…」

知るか！！
流石に私一人で過ごすのは不安だよ！？

いやまぁ、逆ハーを楽しめって感じの転生ならあれだけども…。

いやでも私は逆ハーじゃなくてごくごく普通に恋愛がしたい…。(どこまでいっても普通の女子高生)

「ぁ、剣持！ちょっとここの事について色々教えて欲し…。

　え？なになに？

　えちょ待っ……は！？え、なんで追い出すの！？！え！？」

夜遅く、部屋に帰ってきた剣持に話をかけたが、剣持は何も言わずに私の背中を押して、部屋から私を閉め出した。

「我ヒロインよぞ！？！
　ちょ剣持！なんで！開けて！！」

「女子を部屋に入れたら校則違反！僕は校則違反したくないんです！！悪いが出てってください！」

「はぁ！？何言ってんの！ねぇ開けて！！」

“ドンドンドンドンドン”

「開けて！剣持！！」

「ﾁｯ。誰だようるせーよ！」

「あんたで良い！部屋入れて！」

「ﾋｭｯ …ｽｩｰさーせんっしたぁ……」

「えちょっ！」

白髪赤眼の君！！超絶イケメンな君！！
そこは私を助けるとこでしょう！？

白髪の王子様になりたくないの！？

「あの、寮長から出禁命令が……」

「は？」

「っ、えっと、その…………っすみません！！！！！！」