鎖 ページ31
ん?ここは?目がさめると私は花魁の格好になっていた。
手脚は鎖で繋がれ見動きが取れなかった
敵「お前どこに居たんだよ!!」
ぱちんっ
容赦無くビンタされる。
貴「私をどうするつもり?」
敵「お前を買いたいという奴がいてな。そいつがここにくるのをまってんだ」
貴「私は物じゃない!!!」
敵「生意気な口叩いてんじゃねえ!!!」
容赦無く殴られ蹴られる。頭からは血が出ている。
敵「お前は所詮物だ。あの白夜叉のところに行って随分と態度がでかくなったな?」
貴「白夜叉?何よそれ!」
敵「おお。お前聞いてないのか。坂田銀時の本当の姿を。あいつは人殺しだ。江戸を守るが為女子供容赦無く殺してきた鬼だ。」
貴「そんなの昔でしょ!!今の私には関係ない!!」
敵「ビビリの花魁様!白夜叉が戦ってるところ見たら怖くて泣いちゃいますねー笑」
確かに私は戦ったり血が出てるのを見ると怖くて震えてしまう。でも銀さんはちがう。
あの人は自分のためにではなく人のために剣を抜くひと。
貴「貴方達に銀さんを悪く言われる筋合いないから。」
敵「テメェ生意気になりやがって。しにてーか?」
貴「殺せるものなら殺しなさい」
そう言って私の昔の頬の傷に刀を突きつける
貴「いたっぃ」
敵「おっといけねぇお前はこれから買われる商品だった。」
銀さん貴方に会いたいです。叶うのなら助けに来て。
銀さん。
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作者名:銀奈 | 作成日時:2019年1月3日 1時