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ガラガラ
台所の扉が開く。
神「A!!怖い思いさせてごめんヨ!大丈夫アルヨ。泣かないでヨ私達全力で守るアル!だから…Aそんなもので自分のこと傷つけないでヨ。」
そう私は知らぬ間に包丁を片手に持ち自分の手首を深く切っていた。
新「Aさん!!
ダメですこんなことしちゃ!僕たち守りますから。」
貴「ごめんね。私って本当馬鹿だよね。あんな過去みんなに知られちゃった…
本気で好きだった人がいてね。その人に愛してるって言われたの。生きてきた中で初めて言われて。真に受けちゃったんだ。そしてきずいたらお前は道具だなんて言われちゃってさ。本当馬鹿みたい。」
神「そんなことないアルヨAは道具でもなんでもないアルだから。もう自分傷つけるのはやめてヨ。
大事な家族アルヨ!」
泣きながら神楽ちゃんが私に言ってくれる言葉1つ1つが心にくる。
銀「お前は道具なんかじゃねえ。
バカなんかじゃねえ。
立派な可愛い女の子じゃねえか。
必死に生きようと努力する強い女じゃねえか。
絶対にお前はわたさねぇ。俺が守る。
だからよお前の抱えてるもの全部俺たちにぶつけてくれねぇか。」
そう言って私の手から包丁を取り抱きしめる銀さん
新八くんは私の手に包帯を巻いてくれている。
なんでこんな私なんかに優しくしてくれるの?
あの人のようにまた私をすてるのかな。
怖いよ、1人になりたくないよ。
震えが止まらない。助けてよ。
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作者名:銀奈 | 作成日時:2019年1月3日 1時