家族 ページ15
3人が美味しいそう言って私のご飯を食べてくれている。その言葉を聞くだけで本当に幸せで仕方がない。
神「A食べないアルか?」
貴「なんかみんなのこと見てたら食べてもいないのにお腹いっぱいになってしまったんです!私の分まで召し上がってください!」
銀「お前よ。もっと食わねえと体に悪いぜ??俺たちのことは気にしなくていいから冷めねーうちに食え!」
新「そうですよ!Aさん。一緒に食べましょう!」
貴「ありがとうございます。皆さま優しい方々ですね!ではお言葉に甘えて。いただきます!」
銀「てかよ、敬語やめろよなあと銀時様ってのも、距離感感じて俺は嫌だな」
貴「私みたいなのが皆様にタメ口でお話するなんて申し訳ないです。それに銀時様を呼び捨てにするなんて!私はできません」
銀「いいからよ!ここはお前の元いた場所とはちげーんだ、俺たちもう家族だろ?俺のことは銀さんでも銀時でもいいからよ。とりあえず様つけるのはやめろ!!!」
貴「家族…?」
神「そうネ!Aはもう家族アル!!!Aが抱えてる悩みも私たちと半分こアルヨ!何かあったらすぐ頼ってくるヨロシ!!」
新「そーですよ!Aさんは1人ではありません!
もう家族の一員です!」
家族。その言葉だけで涙が出て止まらない。
私はいつからこんなに泣き虫になったのでしょう。
家族。それは私が望んでいたものなのかもしれない。私も強くならなきゃ。
貴「じゃあ今日からよろしくね!
神楽ちゃん!、新八くん!、…ぎんさ…ん!」
私は満面の笑みでみんなを見つめた。
銀さんと目が合うと顔を真っ赤にして目を逸らされてしまった。
ご飯美味しくなかったのかな?
何てこと思いながら私もご飯を口に運ぶ。
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作者名:銀奈 | 作成日時:2019年1月3日 1時