【約ネバ】人を殺して死ねよとて

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エマside


洗濯物を干しながらノーマンと
私達のことについて話し合う


ノマ ｢まずはロープだ。
ハウスに戻ってロープを探そう

実はどこにあるかは目星が着いているんだ。｣


そう言ってノーマンが扉に向かったところを
引き止めた


エマ ｢発信機なんてつけるくらいなんだから
他にもっと…カメラとか盗聴器とか…｣


私の言葉を聞くとノーマンは
それは大丈夫といった。


昨日の晩にハウスの中を一通り調べていたらしい


それをサラリとやってのけてしまう
さすがノーマン…！！



ノーマンの考えではママはまだ
“誰か”の特定はできていない。



だから今は普段通りに振る舞うこと


大丈夫
ちゃんとできる。

まずはロープを…






ママ ｢どうしたのエマ？
顔色が良くないわ

そういえば今朝はいつもより
元気がなかったんじゃない？｣


廊下でコニーのことを思い出していると
ママに話し掛けられた






バレて…る？

脅し？見られた？ママは________…






違う！！
反応を見てるんだ。


ダメだ笑え！顔に出すな黙っちゃダメ！
普段通り(････)笑って_______





カランカラン





レイ ｢夕飯 準備できたよママ｣


レイ……




レイの言葉を合図に下の子達が部屋から出てくる



ノマ ｢エマ行こう｣


良かった助かった…


ママ ｢あなた達二人昨日門へ行った？｣




どくんと心臓が跳ねた


なんとかノーマンと誤魔化して
その場を凌いだけれど


ママがいなくなってから腰が抜けてしまった



でもさっきので分かった…！


ママはまだ誰かは知らない。
標的が2人だとはわかっているけれど
発信機の信号では個人を特定できない…！







期限は二ヶ月もない(･･････)！


ママに計画を悟られる前にママを出し抜き
“脱獄”する


そして全員で生き延びる！！

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