419話 ページ43
バルティゴに戻ると一直線に司令塔の中にある作戦会議室に向かう。
情報管制官のテリーが座っている机の上にある複数の手配書。
ﾃﾘｰ「Aさん、今帰ったんですね」
貴「えぇ」
消息をつかんだニコ･ロビンの元に私が向かったのは革命軍の皆が知っているわけではない。
複数の手配書を手にとり一枚一枚、見ていく。
ﾃﾘｰ「とうとう政府も隠しきれない程の大型の海賊団になったようで、一味の
貴「へぇ、全員が賞金首の海賊団ね」
そう小さく呟くとクスッと微笑した。
ﾃﾘｰ「Aさん、知ってますか？
何でも船長は海軍のガープの孫のようで」
貴「･･･ええ、知ってるわ」
ﾃﾘｰ「そうですか、さすがAさん。
情報が早いですね」
手配書を机に置くと父さんの机に足を進めた。
知ってる･･･ずっと昔、ルフィが生まれた時から海軍のガープは私達のじいちゃんなんだから。
貴「ドラゴンさん、今戻りました」
父さんを前に任務の報告をする。
ﾄﾞﾗｺﾞﾝ「よく帰った。どうだった？」
貴「私が着いた時には麦わらの一味にガープ率いる海軍がそろっていました。ロビン及び船長ルフィの説得を行いましたが･･･」
目を伏せて静かに顔を振った。
ﾄﾞﾗｺﾞﾝ「そうか。ダメだったか」
貴「しかしルフィの行き先はわかます。また再度、説得に向かいます」
説得という説得はしてないし、判断も甘かった･･･これは私情も挟んでしまってる。
昔から弱いのだ･･･弟には。
父さんはじっと私の目を見る、その見透かされているような目に鼓動が早まる。
ﾄﾞﾗ ｺﾞﾝ「そうだな････また時間を起き説得に向かうようにしよう｣
その言葉を聞いてホッと胸を撫で下ろす。
貴「やはりニコ･ロビンが麦わらの･･･いや、ルフィの仲間と言う事は確かなようです」
ﾄﾞﾗ ｺﾞﾝ「そうか、ご苦労だった」
貴「では失礼。あ、ドラゴンさん」
その場を後にしようとして数歩歩くと足を止めて振り返った。
貴「サボは？姿が見えないようですが、それにコアラとハックも」
ﾄﾞﾗ ｺﾞﾝ「あぁ、任務に行ってもらってる。今回はサボがいれば戦力的には大丈夫そうだからな」
貴「そうですか」
向きを出口に反転させようとして呼び止められた。
ﾄﾞﾗ ｺﾞﾝ「････A、少し頼んでもいいか？」
頼み事･･･？
その言い方に首を傾げた。
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コズエ(プロフ) - 雲雀さん» コメントありがとうございます！実は雲雀さんの言う通りなんです。夢主は渚を少しモデルにしていて、ライとのお話も理事長先生の過去を参考にさせて頂いてます！ (2016年6月12日 20時) (
レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
雲雀 - 暗殺教室好きなんですか？１日１回当てたらサボっていい→理事長の過去、夢主の勇気には自棄がある→渚の進路相談。みたいな (2016年6月12日 15時) (レス) id: c3b2870d98 (このIDを非表示/違反報告)
コズエ(プロフ) - れいさん» 初めまして、コメントありがとうございます！返事が遅くなってしまい、すみません。長々と続いてしまっているのに、あっという間に読んで頂けるなんて嬉しいです！あと少しで第二弾に入ります。これからもどうぞよろしくお願いします！ (2016年6月4日 23時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
れい - 初めてコメントします。ワクワクしながら、１から９まであっという間に読み終わってしまいました。とても面白かったです！続きも楽しみにしています。 (2016年5月30日 15時) (レス) id: da5b18410d (このIDを非表示/違反報告)
コズエ(プロフ) - アッキーさん» 初めまして！コメントありがとうございます！長々と続いているお話を読んで頂きありがとうございます！それにご指摘ありがとうございました！修正しときました。2歳もサバを読んでしまっていました。これからも、どうぞよろしくお願いします！ (2016年5月29日 6時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
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