410話 ページ34
ﾌﾗﾝｷｰ「船を頼みに行くだけで何であんなにコソコソしてたんだ？」
フランキーは何か誤解しているのか引き下がらない。
貴「それは警戒してたから。私は革命軍、指名手配されてるの｣
腰に手を当てると淡々と説明していく。
貴「CP(サイファーポール)が潜入してるって情報があったし、ここは政府の船も取り扱ってる。もうわかるでしょ？｣
ﾌﾗﾝｷｰ「･･･そういう事か。それは疑って悪かった。アイスバーグに色気つかってせしめてる悪い女かと思ったもんでよ」
貴「フフっ、何それ。誤解がとけたならいいわ。それより貴方アイスバーグさんの知り合い？｣
ﾌﾗﾝｷｰ「まあ、そんなもんだ」
貴「じゃあ、よろしく言っといてもらえる？アイスバーグさんにはお世話になってるから｣
ストリームキーを任務で壊せば、アイスバーグさんがキレイに修理してくれる。
まあいつも怒られてるんだけど、もう少し壊さないように努力しろって。
ﾅﾐ「A。せっかく来たんだからゆっくりしていったら？」
貴「そうもいかないのよ。海軍がいるのに留まるわけにはいかないしね」
ｶﾞｰﾌﾟ｢おいっ！A、ルフィ！」
壁は完全修復されたようで外からじいちゃんの声がよく響く。
ｶﾞｰﾌﾟ｢お前達はわしの孫なので！この島で捕らえるのはやめた！──と軍にはうまく言い訳しておくので安心して滞在しろ」
貴「デジャブな気が･･･。私は帰るよ」
同じような事があって信用できないしね。
ﾙﾌｨ「えーっ！もう帰んのか〜!?」
昔は私より低かったルフィも今ではとうに私を追い越してしまった。
ポンっと頭に手を置くとくしゃっと撫でる。
貴「また会えるのを楽しみにしてるよ。次、会った時はもっと強くなってるんでしょ？｣
ﾙﾌｨ「当たり前だっ！」
｢でも｣と言葉を続けると目元をくしゃっと微笑ませた。
貴「貴女が助けを求めたら、私はどこにいようと駆け付けるからね。ルフィは大事な弟だからっ」
ﾙﾌｨ「おうっ！」
ルフィはニッと笑い、良い笑顔を見せてくれる。
この笑顔は昔から変わらない、ルフィの笑顔は私に元気をくれるんだよな。
貴「あ、そうだ。忘れるとこだった」
懐から白い紙を出せばルフィに渡す。
ﾙﾌｨ「あ、エースから貰ったの同じやつだ」
貴「コレが何かもうわかった？｣
ﾙﾌｨ「いや、知らね」
貴「フフっ。まあいずれわかるよ。そこに私の名前書いてるから。大切に持ってなさいよ｣
ﾙﾌｨ「ン、わかった！」
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コズエ(プロフ) - 雲雀さん» コメントありがとうございます！実は雲雀さんの言う通りなんです。夢主は渚を少しモデルにしていて、ライとのお話も理事長先生の過去を参考にさせて頂いてます！ (2016年6月12日 20時) (
レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
雲雀 - 暗殺教室好きなんですか？１日１回当てたらサボっていい→理事長の過去、夢主の勇気には自棄がある→渚の進路相談。みたいな (2016年6月12日 15時) (レス) id: c3b2870d98 (このIDを非表示/違反報告)
コズエ(プロフ) - れいさん» 初めまして、コメントありがとうございます！返事が遅くなってしまい、すみません。長々と続いてしまっているのに、あっという間に読んで頂けるなんて嬉しいです！あと少しで第二弾に入ります。これからもどうぞよろしくお願いします！ (2016年6月4日 23時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
れい - 初めてコメントします。ワクワクしながら、１から９まであっという間に読み終わってしまいました。とても面白かったです！続きも楽しみにしています。 (2016年5月30日 15時) (レス) id: da5b18410d (このIDを非表示/違反報告)
コズエ(プロフ) - アッキーさん» 初めまして！コメントありがとうございます！長々と続いているお話を読んで頂きありがとうございます！それにご指摘ありがとうございました！修正しときました。2歳もサバを読んでしまっていました。これからも、どうぞよろしくお願いします！ (2016年5月29日 6時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
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