409話 ページ33
に手を当てるとルフィに顔を向けて声をかけた。
貴「ルフィ、私が貴女の仲間を引き抜くって言ったらどうする？」
ﾙﾌｨ「ダメだ！！」
即答するルフィ、珍しく真剣な顔だ。
貴「無理やり連れて行くかもしれないわよ」
ﾙﾌｨ「そん時は戦うだけだ！
Aだろうと仲間は絶対に渡さねェっ!!」
目を伏せると声に出して微笑んだ。
貴「わかった、そこまで言うなら今回は諦めるわ」
ロビンに顔を近づけるとそっと耳打ちする。
貴「私は上からの命令で貴女の勧誘に来たの｣
ﾛﾋﾞﾝ「私を？何故･･･｣
貴「私達は貴女を必要としてる。知りたいのなら軍に来て直接ボスから聞くといいわ」
ﾛﾋﾞﾝ「･･･それは」
｢フっ｣と微笑むと片目を閉じた。
貴「ルフィが許してくれなさそうだし、軍には上手いこと言っておくわ｣
ロビンから離れて険しい顔のルフィの元に行くと頬を挟むようにして触る。
貴「ほら、難しい顔しないでっ。ルフィがダメって言うなら仲間は連れて行かないわよ｣
ﾙﾌｨ「そうかっ！ならいいや、にししし」
貴「まったく。ルフィ、怪我には気をつけて。元気にしてればそれでいいわっ｣
ﾅﾐ「A、まさかもう帰るの？」
貴「ええ。用も済んだしね」
｢おいっ！そこの女っ、ちょっと待て！」
その声に振り返ると海パンを履いたアロハシャツの男の人が私を引き止めたみたいだ。
貴「海パンにアロハ･･･えっーと、変態？」
｢オイオイっ、ほめても何もでねぇぞ〜！｣
あからさまに喜ぶ姿、褒めたつもりはなかったがハッと我に戻った彼は真っ直ぐに近づいてくる。
ﾌﾗﾝｷｰ｢おれぁ、フランキーだ。お前の顔に見覚えがあったもんで。ずっと考えてたんだがやっと分かった」
フランキー？誰だろう、会った記憶はないけど。
ﾌﾗﾝｷｰ｢お前、アイスバーグに会いに来ていた奴だろ」
貴「･･･何故、知ってるの？」
ﾌﾗﾝｷｰ｢偶然見掛けたんだよ。コソコソとアイスバーグに会いに行く女をな」
貴「････」
ｻﾝｼﾞ｢おいっ！てめぇ、Aさんに失礼なこと言ってんじゃねぇぞ！」
ﾙﾌｨ「A、アイスのおっさんと知り合いなのか？」
貴「･･･知り合いっていうか、私が船を作ってほしいって頼みに行ってたのよ」
ストリームキーが作られたのはここの造船所。
能力を動力にするから、特別に作ってもらう為に所長のアイスバーグさんに直接頼み込んだ。
多分、その時にフランキーに見られたんだろう。
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コズエ(プロフ) - 雲雀さん» コメントありがとうございます！実は雲雀さんの言う通りなんです。夢主は渚を少しモデルにしていて、ライとのお話も理事長先生の過去を参考にさせて頂いてます！ (2016年6月12日 20時) (
レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
雲雀 - 暗殺教室好きなんですか？１日１回当てたらサボっていい→理事長の過去、夢主の勇気には自棄がある→渚の進路相談。みたいな (2016年6月12日 15時) (レス) id: c3b2870d98 (このIDを非表示/違反報告)
コズエ(プロフ) - れいさん» 初めまして、コメントありがとうございます！返事が遅くなってしまい、すみません。長々と続いてしまっているのに、あっという間に読んで頂けるなんて嬉しいです！あと少しで第二弾に入ります。これからもどうぞよろしくお願いします！ (2016年6月4日 23時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
れい - 初めてコメントします。ワクワクしながら、１から９まであっという間に読み終わってしまいました。とても面白かったです！続きも楽しみにしています。 (2016年5月30日 15時) (レス) id: da5b18410d (このIDを非表示/違反報告)
コズエ(プロフ) - アッキーさん» 初めまして！コメントありがとうございます！長々と続いているお話を読んで頂きありがとうございます！それにご指摘ありがとうございました！修正しときました。2歳もサバを読んでしまっていました。これからも、どうぞよろしくお願いします！ (2016年5月29日 6時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
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