368話 ページ39
─革命軍の船─
任務を受けてサボ率いる革命軍はある島に到着した。
ｺｱﾗ「サボ君、アレ見て！」
深い霧の奥、縁から身を乗り出すコアラが指差す先には海賊船が見える。
ｻﾎﾞ「あのマークはハートの海賊団、確か──」
ｺｱﾗ「Aちゃんが乗ってる海賊船だよ！それにココに船があるってことは･･･｣
ｻﾎﾞ「ああ、Aも来てるだろう。この霧深い船着場はあの岩場のルートからじゃないと入れないからな｣
ﾊｯｸ「何の偶然か、何にしても丁度良いじゃないか」
サボが指示をだそうとした時、島の様子を見に行っていた仲間が戻ってきた。
ｻﾎﾞ「ジョー、どうだった？」
ｼﾞｮｰ「総長！それが街で騒ぎが起きており、どうやら何者かが海軍と衝突していたようで｣
ｻﾎﾞ「海賊か？ここは海賊も立ち寄る、そこまで驚く事でも」
ｼﾞｮｰ「いえ、反逆者と呼ばれる親子を海軍から庇っているようで。その人物というのが･･･」
兵士は険しい表情をうかべると言葉を詰まらせる。
ｼﾞｮｰ「おそらく･･･──Aさんではないかと」
ｻﾎﾞ「はぁ!?」
ｺｱﾗ「どういうこと!?もっと詳しく教えてっ」
ｼﾞｮｰ「ハ、ハイ」
背筋を伸ばした兵士は帽子のつばに触れて説明を始めた。
ｼﾞｮｰ「海兵を率いて中心街にきていた海軍支部大佐シュドルフによって市民は斬られ意識不明、子どもも斬られる寸前でした｣
ｺｱﾗ「！･･･もしかしてAちゃんが2人を？」
ｼﾞｮｰ「ハイ、おそらく｣
ﾊｯｸ「ホントにAなのか？」
ｼﾞｮｰ「フードで顔は確認できなかったのですが、水色のマントに鉄パイプ、それに戦い方。ほぼAさんで間違いないかと」
サボは頭を抱えると深く息を吐きだした。
ｻﾎﾞ「あのバカ･･･ッ。アイツは何でいつも騒ぎの渦中にいるんだ｣
ｺｱﾗ「でも海兵が市民を傷つけていた･･･なんて、Aちゃんは見て見ぬ振り出来ないもんね｣
｢それと｣と言葉を続ける兵士にサボ達は再び注目する。
ｼﾞｮｰ「ハートの海賊団のシャチが男性の手当てを行っており、Aさんは海兵を倒すと4人はその場から去って行きました｣
ｻﾎﾞ「･･･ジョーとコアラはその男性と子どもの保護を、それとその時にAに任務の事を話して一旦この船に連れて来い」
『了解っ』
ｻﾎﾞ「ハックは仲間と共に情報の聞き込みを頼む。おれはAが来るまでとりあえず待機しておく」
ﾊｯｸ「了解した」
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コズエ(プロフ) - 超時空シンデレラさん» コメントありがとうございます！話はドレスローザ編も書きます！その後も話は書いていく予定です！応援ありがとうございます！！ (2016年3月10日 23時) (
レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
超時空シンデレラ(プロフ) - 小説のストーリーはどこまで書きますか？出来たらドレスローザ編まで書いてくれたら嬉しいです。更新頑張って下さい(_´Д｀)ノ (2016年3月9日 17時) (携帯から) (レス) id: 37250be47d (このIDを非表示/違反報告)
コズエ(プロフ) - Kitty*.。さん» コメントありがとうございます！すみません、それは生半可の間違いでした！教えて頂いてありがとうございました！！ (2016年3月9日 11時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
Kitty*.。(プロフ) - いつも拝見させて頂いております!。365話のセリフの中に「並半可な者では大佐の剣は、、、」とありましたが、並半可とはどういった意味を持っているのでしょうか。『並大抵』か『生半可』の間違いではなく故意に使われているのだとしたら意味が知りたいです! (2016年3月9日 0時) (レス) id: 73d00c2580 (このIDを非表示/違反報告)
コズエ(プロフ) - んまい棒さん» ありがとうございます！サボの出番は･･･もう少しお待ち頂けたらなと思います！ (2016年2月15日 13時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
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