220話 ページ26
白ひげさん以外には知らせず、明朝 船を下りることにした。
小船を出して準備を進めていると背後から思わぬ人物の声がして、振り返った。
貴「！････なんで、ここに」
ｴｰｽ「なに黙って行こうとしてるんだよ｣
少し驚いたがエースの後から遅れてきた人物を見ると｢そういうことか｣と納得した。
ため息を溢すといったん陸にあがる。
貴「マルコ、あなたね。エースに言ったのは」
ﾏﾙｺ「ン？なんのことだよい。エースと海風にあたってたら、たままAを見つけただけだよい」
貴「まったく･･･とぼけちゃって。
はあっ、寂しくなるからコッソリ帰ろうと思ったのに」
ｴｰｽ「はははっ。お前 昔から寂しがりで涙もろかったもんな。
A、気をつけろよ」
貴「心配してくれるの？エース」
ｴｰｽ「当たり前だろ。お前の事はサボに任せられてるからな」
貴「あっ。エース、実は･･･」
ｴｰｽ「ん？」
サボ生きてたよ！そう言おうとして言葉を飲み込んだ。
そう言うの？サボに私達の記憶はない、それならサボが記憶をとり戻したその時に･･･サボから伝えた方がいいのかな。
貴「あぁごめん。やっぱり何でもない。じゃあエース、風邪は･･･引かないか。みんなに迷惑かけるのもほどほどにねっ」
ｴｰｽ「もうガキじゃねぇんだから。A、おれはお前が何してるかなんて知らねぇけど、あまり危険な事ばっかするなよ｣
貴「ウンっ。まあ危険がつきものなんだけど、善処するよ｣
ﾏﾙｺ「その感じはあまり守る気はなさそうだねい」
貴「ちょっと！そんな事ないよ。それに私はエースと違って、考えた上での無茶だから」
ｴｰｽ「何だよ、それ。あっ、忘れるとこだった。
A これ持ってろ」
小さな紙を投げられ、手に掴んで見ると｢あっ｣と声を漏らした。
貴「''ビブルカード''だ。そっか、エース持ってたんだ。白ひげ海賊団探すの大変だったから助かるよ」
ｴｰｽ「お、知ってんのか？」
貴「うん、私は持ってないけどね。大事に持っとくよ｣
大事に懐にしまうと拳をつくってエースに真っ直ぐに向けた。
貴「じゃあエース、姉ちゃんからの約束。とにかく何があっても命を大切に、無茶していいけどこれは守りなさいよ？｣
ｴｰｽ「！Aもなっ」
エースの拳と合わせる顔を見合うと思いっきり笑った。
貴「マルコもありがとう。
エースには手焼くとは思うけど、よろしくね！｣
ﾏﾙｺ「ああ、気をつけろよい」
ｴｰｽ「じゃあな！」
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ミーコ(プロフ) - 206話でジンベエが言っていた議題の会話の内容がちょっと気になりました。番外編で作ってくれると嬉しいですね。本編頑張って書いてください。応援しています! (2022年10月17日 1時) (
レス) @page12 id: b974f3c01e (このIDを非表示/違反報告)
コズエ(プロフ) - あーちゃんさん» 楽しみにしてくださってありがとうございます！すごく嬉しいです！これからも頑張ります！！ (2015年12月8日 7時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 更新のスピードの速さ！毎日楽しみに読んでます。頑張って下さい。 (2015年12月7日 19時) (レス) id: 903b0c940b (このIDを非表示/違反報告)
コズエ(プロフ) - ナイトメアさん» 読んでいただいてありがとうございます！！そう言ってもらえて嬉しいです！ (2015年12月4日 12時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
ナイトメア(プロフ) - 投稿スピードスゴイ…ですね あ、ここまで一気読みさせていただきました！とても面白かったです！ (2015年12月2日 2時) (レス) id: fca1269cb2 (このIDを非表示/違反報告)
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