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56話 ページ9

ルフィ「水に落とすのはやめてくれ〜〜っ!」

エース「よし、川だっ!」


サボ「何で自分から言ったんだ・・・?」

エース「バカなんだよ!」


森の中にルフィの泣き声が響き渡るとエースとサボが眉間にシワを寄せた。

ルフィ「助けてくれ〜〜っ!」

エース・サボ『うるせェっ!!』



ルフィ「・・・・」

ピタッと泣き止んだルフィ、一瞬の沈黙が流れるが10秒と持たずに泣き声を上げた。

ルフィ「死にたくねぇ〜よ!!」


泣き声に混じってザクッと縄を切る音がするとエースとサボはルフィに目を向けた。

貴「ルフィ、もう大丈夫だからね」

ルフィ「A〜ッ!!」


泣きながら抱きついくルフィの頭を優しく撫でると海賊貯金の中にあった短剣をその場に落とした。

貴「エース、サボ、ふざけないで・・・っ!!
2人とも何を考えてるのっ?」

エース「秘密を知られたんだっ」


泣き叫ぶルフィの頭に手を置くとエースに対峙してキッと睨みつけた。

貴「簡単に人の命は奪っちゃいけない、そんな事もわからないの!? 簡単に殺すなんて口にしないで!」


森の奥にまで届きそうなルフィの泣き声。

ピクっと眉を動かすと視線をエースから森の先に向けてルフィの口に手を当てた。

貴「しっ、誰かくる」

「森の中から声がきこえたぞ!子どもの声だ!」



サボ「しまった、誰かくるぞ!」

エース「隠れろッ」

ルフィはエースに、私もサボに引っ張られると茂みに隠れて頭を押さえられた。


「ここらじゃ有名なガキだ''エースとサボ''。お前らから金を奪ったのはそのエース間違いねェんだな」

「はい、情ねェ話です。油断しました」

「呆れたガキだぜ。
ウチの海賊団の金に手ェつけるとは」



聞こえてくる話声にエースは顔色を悪くした。

エース「しまった、あのチンピラ。ブルージャムんとこの運び屋だったのか」

サボ「チンピラってあいつらかよ」

貴「ブルージェムの金に手を出したなんてマズイわよ・・・れにあの男、確か手下のポルシェーミ。とにかく見つかったら殺されるっ」



サボ「あいつイカレてんだ、知ってるか?戦って敗けた奴は生きたまま頭の皮を剥がされるんだ!」

サボの言う通り、ポルシェーミがやばい奴だって事は私だって知ってる。バレたら私達の命はないだろう。


サボ「あれ?あいつは?」

サボの言葉に私達は周りをキョロキョロと見渡すが人数が一人足りない。


貴「見つかったらヤバイのに、あの子っ・・・」

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ゆきだるま(プロフ) - すみません!64ページの最初の ルフィ「ルフィ!おめェはゆずみたいに掃除してから行きなっ!!」 の所ルフィーでは、ないと思いますが……あ、あと、これ!とっても面白いです!おもしろすぎて、笑っちゃいました! (9月3日 18時) (レス) @page17 id: b40822bf8f (このIDを非表示/違反報告)
コズエ(プロフ) - ブラピさん» ありがとうございます!「面白い」と言ってもらえてすごく嬉しいです! (2015年11月22日 9時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とっても面白いです!更新頑張って下さい!! (2015年11月22日 2時) (レス) id: 428188b46b (このIDを非表示/違反報告)
コズエ(プロフ) - ゆうこりんさん» ありがとうございます!提案ありがとうございます!これから書いていくうちにゆうこりんさんのアイディアを借りるかもしれません!No.1でもコメントしてくださってありがとうございました(*´罒`*) (2015年11月16日 0時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうこりん - すごいですね!更新頑張ってください!期待しています!後、迷惑かもしれませんがちょっと提案です。技で「水攻め」というのはどうでしょうか?相手の顔に水の玉を作って呼吸をさせない技です。どうでしょうか? (2015年11月16日 0時) (レス) id: 13da980614 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白花 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2015年11月15日 17時

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