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59話 ページ12

サボ「ハァハァ、エース!」

エース「どうだった?あいつら向こうに金探しに来てたか」


サボ「ハァハァ、探しに来るわけねェんだ!Aもあのルフィって奴も!まだ口を割ってねんだよ!」



〜*〜

貴「だいたい盗るほうも盗るほうだけど、盗られるアナタ達にも非はあるんじゃなくて?」

ポル「何だと・・・?」


ルフィを横目で一瞬見るとポタポタと血を地面に落とし、涙を流している。

ルフィ、もう少しの我慢だから・・・ッ。



貴「そんなに大事なもんなら命かけて守れって言ってんのよっ!!」

ポル「このガキッ!てめェから殺してやるよ!!」

振り下ろされた拳を避けて腕に足を乗せると駆け上がり頭に鉄パイプを一発喰らわせる。



体を蹴って後方に一回転して着地をするとポルシェーミは頭を押さえて手を伸ばした。

逃げる暇もなく掴まれると思い切り壁に投げ飛ばされ、体を強く打ち付けた。

貴「かはっ・・・!!」


地面に倒れ、体を起こそうと地面に爪をたてるも首に手を回されてしまい体は簡単に持ち上げられた。

貴「は・・・なせッ・・・」



ポルシェーミの手を掴み必死に抵抗するが首は段々と締められていく。

貴「っぁ・・・!!」

ルフィ「A〜ッ!くそっ!お前やめろォ、Aを離せェー!!」



ポル「死にたくねェだろ?
金の場所を吐けば命だけは助けてやるよ」

貴「ッ・・・・」


ルフィの姿を見て決心を固めるとポルシェーミに目を向けてこう強く吐き捨てた。

貴「っ誰が教えるかッ!」

ポル「そうか。・・・じゃあ死ねよッ!」



『やめろ──ッ!!』

目の前が暗くなる、意識を何とか保っているとその叫び声と共に壁は壊された。

ルフィ「エース〜ッ!!」


ポルシェーミは私を解放する事なく、もう片方の手でエースを掴まえた。

ポル「自分から来てくれるなら話は早ェ!
口が堅くて困ってたんだよ!てめェのダチが!」



エース「サボ!」

サボ「うぉりゃああ!」


サボがポルシェーミを殴ると前のめりに倒れ、私達はその場に落とされた。


サボ「A、大丈夫か!?」

貴「ケホッ、ゴホッ・・・!うんっ、大丈夫!」

地面に手をついて咳込むと息を繰り返し、少し落ち着いて頷くと鉄パイプを拾って立ち上がる。

サボはチンピラから短剣を奪うと縄を切りルフィを腕に抱えた。

サボ「逃げるぞ!エース!A!」


エース「先に行け!」

サボ「バカッ!お前!」




エース「一度向き合ったら俺は逃げないッ!」

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ゆきだるま(プロフ) - すみません!64ページの最初の ルフィ「ルフィ!おめェはゆずみたいに掃除してから行きなっ!!」 の所ルフィーでは、ないと思いますが……あ、あと、これ!とっても面白いです!おもしろすぎて、笑っちゃいました! (9月3日 18時) (レス) @page17 id: b40822bf8f (このIDを非表示/違反報告)
コズエ(プロフ) - ブラピさん» ありがとうございます!「面白い」と言ってもらえてすごく嬉しいです! (2015年11月22日 9時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とっても面白いです!更新頑張って下さい!! (2015年11月22日 2時) (レス) id: 428188b46b (このIDを非表示/違反報告)
コズエ(プロフ) - ゆうこりんさん» ありがとうございます!提案ありがとうございます!これから書いていくうちにゆうこりんさんのアイディアを借りるかもしれません!No.1でもコメントしてくださってありがとうございました(*´罒`*) (2015年11月16日 0時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうこりん - すごいですね!更新頑張ってください!期待しています!後、迷惑かもしれませんがちょっと提案です。技で「水攻め」というのはどうでしょうか?相手の顔に水の玉を作って呼吸をさせない技です。どうでしょうか? (2015年11月16日 0時) (レス) id: 13da980614 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白花 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2015年11月15日 17時

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