公安警察、通称ゼロ ３［名探偵コナン］

VOLUMU １１３ ページ18

大尉を見に来たという少年探偵団の子ども達は雑誌を見て驚きに声を上げた。


元太「わっ、スッゲー!! マジでポアロ載ってんじゃん！」


梓「そうなのよー！この前 取材の人が来て、本に載るっていってたんだけど･･･。まさか、こんな大きく扱われるなんて思ってなくてー･･･」



光彦「梓さんも写ってますね」


グルメ雑誌に米花町の隠れ名店｢ポアロ｣と紹介された記事には梓さんと三毛猫よ大尉の写真が掲載されている。


光彦「ホラ、ここ！''この店のお得意様の三毛猫の大尉君と美人店員の梓さん''って」

歩美「ホントだ！大ちゃん、抱えてるー！」



頬を両手で覆った梓さんは照れていながらも少し上機嫌の様子。

梓「もォー、美人だなんて誉め過ぎだよね？」


元太「ま、いいんじゃね？」

光彦「梓さん、写真写りいいですし」



ｺﾅﾝ「こういうのは多少、大袈裟に書くもんだしな」


梓「そ、そうね」

少年の発言に目を点にした梓さん。



元太「安室の兄ちゃんと瑞希の姉ちゃんは載ってねぇのかよ？」

元太君の言葉で注目を集めると私達は相変わらず嘘を笑顔で答えた。


安室「ああ･･･。丁度その日は体調が悪くて休んでたんだ」

貴「だから、私も透の看病の為に休みをもらってたの｣



光彦「それは惜しい事をしましたねぇ･･･」

歩美「イケメンさんと美人さんなのに〜!!」



歩美ちゃんの言葉を聞いた梓さんは口元を隠しながら笑みを浮かべた。

梓「そうね！安室さんと瑞希さんが載ってたら、今頃 店内は女の子と男性で溢れかえってたかも♡」


安室「からかわないでくださいよー！」

貴「そうですよー！そんな事あるわけないじゃないですか〜」



ｺﾅﾝ「(まぁ、黒ずくめの男と女がこんなお軽いグルメ雑誌にホイホイ顔出しするわけねぇわな･･･)」

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