VOLUMU １０７ ページ12
｢でも｣と言葉を口にすると少年に顔を向けて口元に弧を描いた。
貴「そのお礼は''工藤新一''君のお家でお茶をいただきましたよ？」
ｺﾅﾝ「っ!?」
貴「あっ、沖矢さんにはよろしく伝えておいて下さい。また、お伺いする事もあるかもしれませんし･･･ね｣
眼を鋭く光らせ、私を見ている少年は警戒心を剥き出しにしている。
これは警告、貴方が深入りしようとすればする程に貴方は組織に目を付けられる。
赤井の存在が組織を仇なす様に、君の存在を組織が認識し始めている。
･･･そうして、警戒心を忘れない事ね。
安室「すみません、ご迷惑をお掛けしてしまって。今日は僕達からサービスとしてデザートを付けますね」
蘭「！いえっ、私達も瑞希さんや安室さんにはお世話になってますし･･･」
私の前に腰を下ろした透は手際よく靴と靴下を脱がせると蘭さんに分からない様に捻挫した箇所を強く押さえた。
貴「っ〜･･･!!」
ズキンッと全身に走った痛みに声を漏らすと涙目で透を睨みつけた。
安室「いえいえ、お気になさらず。これは瑞希の不注意で起きた怪我ですし」
コイツ･･･さっきの話 聞いてたな。
これ絶対怒ってる、顔は笑ってるけど眼が一切笑ってない。
安室「あっ、コチラは大丈夫なのでメニューが決まりましたら声を掛けてください」
手際よく処置はしてくれているがさっきからわざと痛みを与えてくる。
蘭さん達に聞こえないように声を抑えると処置する手をガシッと掴んだ。
貴「っ〜、わざと痛くしてるでしょ･･･!?」
安室「お前が無駄に意地を張って怪我したんだろ、少しは我慢しろっ」
私の力なんて、ものともしない透にため息をつくと少し思案して恐る恐る言葉にした。
貴「っ･･･もしかしなくても、怒ってる？」
安室「怒ってる？僕が？何のことだ･･･？」
笑顔で答える代わりに包帯をギュッとキツく締めた透に｢ははっ･･･｣と空笑いを浮かべた。
怒ってるじゃない･･･。
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狐 - コメント失礼します！！『公安警察、通称ゼロ』とても面白くて一気読みしちゃいました！続きが出たらまた見に来ます！白花さんのペースで更新頑張ってください！ (2023年4月6日 1時) (
レス) id: ebafb93ab2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 145話、玲奈や玲菜じゃなくて、怜菜です。 (2023年2月14日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 144話、ハイピスカスティーじゃなくて、ハイビスカスティーです。 (2023年2月14日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 話数表記、ボリュームはVOLUMEです。スペルが違います。 (2022年12月12日 6時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
エリス(プロフ) - 面白くて一気読みしちゃいました！続きが気になりすぎる！！更新楽しみにしています！ (2022年5月11日 20時) (レス) @page47 id: 8779dd4f89 (このIDを非表示/違反報告)
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