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こぼれ落ちていく ページ14
家に帰りついた。
僕は、真っ先に彼女の部屋に入った。
その先に広がっていたのは、彼女がいない世界だった……。
『A……?なんで。なんでなんで』
なんでにげたの?なんでなんでなんでなんでなんで。
ぼくのことをあいしていないの?ぼくにあいをくれないの?ぼくはきみしかあいせないのに。
ぼくだけのものだ。ぼくだけの。こういちのものじゃない。なのになんでまちがえちゃうの。
きみとぼくはおなじでしょ?いっしょにいないとだめでしょ?
『あぁ。もう知らない。Aなんて知らない。』
僕を怒らせた。僕の大事な何かを壊した
『もう、幸せになんてしてあーげない。』
『Aが泣いても叫んでももう手加減なんてしない。』
もう手段なんて選ばない。
彼女さえ戻ってくれば、ほかの人が死んだっていいや。
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作者名:ぐっさん | 作成日時:2018年1月22日 6時