人間になりたかった女～spec～ (ページ11)

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Aside

まず私たちは鬼角宅に行くことになった。

妻の真理子さんに出会い家の中を案内してもらった。

鬼「ここが、鬼角が死んだアトリエです。」

「失礼します。」

そこには枯れてる花と血が飛び散った後があった。

「現場は十年前のままにしてあるんですか？」

鬼「そうです。ここには鬼角の魂がまだ眠っていると信じてますので。」

「そうですか。」

魂。。。ねぇ。

「十年前貴方と鬼角が電話で話してる時に銃声が聞こえたらしいですが。。。」

すると奥さんが泣き始めた。

当「でも、不審な点が一つあります。銃で撃たれたにしては血が少なくないですか？」

「それもそうですね。」

瀬「小口径の銃弾だったら血はこれくらいだろう。」

当「でも、確実に殺したい相手に小口径の銃を使いますかね？」

「殺害場所ここじゃなかったり。だって、死体なかったんでしょ？」

当「確かに死体は見つかってないっすもんね。でも、そしたら鬼角さんが言った言葉に辻褄が合わないっすよ。」

「だったら、小口径の銃で鬼角さんをここで撃ったあとどっかに連れいってトドメを指したとかですかね？」

当「次は容疑者の2人の所にいきましょ！！！」

「まずは、板野さんから。」

当「ご協力ありがとうございました！」

当麻が敬礼した。