安良岡さん、サッカー始めるってよ【FF編】 (ページ16)

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ＴＡＬＥ１４ページ16

その日から慈乃は円堂に(強制的に)連れられ、助っ人の募集を呼びかけた

〜バスケ部員〜

円堂「サッカーやろうぜ！」

「サッカー部ってまだあったんだ」

慈乃「(どんな脚力してんだよ)守ちゃん危ないy「あ、危ないっ！！」へっ…ぶふぉ！！」

慈乃の顔面にボールが衝突した

円堂「慈乃ーーー！？」

〜テニス部員〜

円堂「サッカーやらないか！？」

「カッコ悪いよね君たち」

慈乃「守ちゃん邪魔しちゃ悪いからもう行くy「危ないっ！！」へ？ぎゃふっ！！」

慈乃の額にテニスボールが当たった

円堂「慈乃ーーー！？」

〜剣道部員・水泳部員〜

円堂「なあ、頼むよ！！」

剣道「ぐぬぬっ離せよ！！」

慈乃「何かすんません」

水泳「君も大変だね、こんなヤツらに付き合わされて」

慈乃「は、はぁ…？円堂「だあっ！！」…もう、守ちゃんいい加減に」

パチィィィン！！

竹刀が慈乃の頭に直撃した

慈乃「がはっ…」

慈乃は気絶した

円堂「慈乃ーーー！？」

半田「うわぁ」

少林寺「ヒィィ…痛そう」

染岡「あんなんで大丈夫なのか？」

様子を見に来た３人はそれぞれそう呟いた

＊

２人は陸上部が利用してる競技場までやって来た

慈乃「え…ここって」

円堂「行くぞ慈乃ーー」

慈乃「守ちゃん…私帰りたい」

円堂「何言ってんだ、早く行くぞ！」

慈乃「だって、い…風丸くんに会いたくな)円堂「おーい風丸ーー！！」って聞けよ！！」

円堂「いいから行くぞ！！」

慈乃は円堂に引っ張られ風丸の元へと向かった

風丸「円堂と慈乃…？」

慈乃「慈乃？違イマースワタシ今日転校シテキタ伊藤ジャンピング英則デース」

慈乃は真顔で淡々とそう答えた

風丸「伊藤ジャンピング英則って…名前がおかしいにも程がある。あとお前女だろ、嘘下手すぎ」

慈乃「うぅ…」

風丸「はぁ…で、何の用だ？」

円堂「サッカー部の助っ人やってくれないか？このままだと人数が揃わなくて試合が出来ないんだ！」

風丸「ふぅん…サッカーね…」

円堂「風丸お前一流選手と競ってみたいって言ってたろ？もしやる気になったらいつでも言ってくれよ！放課後は鉄塔広場で練習してるから、ああ、そこに来てくれてもいいや！じゃあよろしくな！」

円堂は颯爽と去って行った