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きゅうつぶ ページ9

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私は諦めてあのドレスを

着る羽目になってしまった。



社長は当たり前、

といったような顔をしたけど…




あの人だってこれは嫌だ、あれは嫌だって

結構言ってた気がするけどなぁ?




女「社長さんは
もうすでに会場におられます。」




女のスタッフの方にそう言われて

1人で会場に向かうことになってしまった。



なんで…あの2人勝手に行くのよ。



駄々をこねたり、メイクをしたり、

ドレスに着替えたり、アクセを選んだり、


している間に6時間も経ってしまった。



もうすでにパーティーは始まっているはず。




男「お名前は?」




受付の男性にカウンターごしにそう聞かれる。


私が名前を言うと少し驚いたように

名簿にチェックを入れた。




男「では、いってらっしゃいませ。」




恐らくこの男性たちは

ホテルの方がどなたかのはず。



背筋や動き、話し方に無駄がない。




私は男性によって開かれた会場に

足を踏み入れる。




廉「おぅ…神ざ…き……!」




…と私を見た途端目を見開いて驚く社長。

そんなに変だったかな?




なんて思ったら

全然そんなことなかった。




廉「別人みたいやわ。

ドレスやっぱ似合ってたやん。」


紫「伽耶ちゃん!すご!?

めっちゃ似合ってる!」


『本当?ありがとう。』




2人とも別々と反応ではあるけど…


そう2人もどこぞのイケメンかと思った。




社長は臙脂(えんじ)色のスーツに

黒いシャツを中に着て

真っ黒なネクタイをしている。



平野くんは瑠璃色のスーツに

真っ白なシャツを着て

ネクタイはせずシャツの第二ボタンまで開けて


その間から金色の

十字架のネックレスが見える。




『随分の雰囲気が変わるんですね。』


廉「まぁ、俺は社長やから
こんな真面目にネクタイしてんねんけどな。」


紫「僕はネクタイせんでええって言われて。」




…なんか…眩しいなふたりとも。


と2人と話していると

私の後ろからドタドタと音が聞こえてくる。



嫌な予感はしてたけど

それが的中してしまう。




女達「「永瀬社長〜!!きゃー!」」


女達「「平野くぅ〜ん!!キャャー!」」




いやアイドルなの?


まぁ確かにそれなりに顔は整ってるし

対応もそれなりに優しいけど…




廉「ありがとう(ニコ」


紫「ほんまに!?嬉しい(ニコ!」




前々から思ってたけど…

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作者名:聖マイン(第1号) | 作成日時:2017年9月19日 0時

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