束の間の日常 (ページ25)

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シェアハウス（生理痛）ページ25

大我side。

大我「…っぃ、、、」

「京本さん！？」

突然来た痛みの波に耐えられなくてしゃがみこむ。聞いてない、雨予報じゃなかったじゃん、

今日は朝から生理でしんどくて、でも、ドラマの撮影は待ってくれなくて、頑張って撮影してたのに、雨降ってくるなんて、、

「京本さん、もしかして、」

大我「…(頷く)」

「早く戻りましょう！これ以上体冷えたら大変です！」

俺の事を抱き抱えて控えて屋根のあるてんとに向かうだぁくん。どこからそんな力出てくるの、

「とりあえず拭いてください。この後どーするか聞いてくるので。」

大我「ごめっ、、」

"大丈夫です！"と走り去るだぁくん。
最悪、冷えた、洋服びちゃびちゃだ、、

…はぁ、今月ただでさえ重かったのにな、、

舞台が終わってからすぐドラマの撮影で、ちゃんとしたOFFみたいなのがほぼなかった。

髙地も舞台だし、樹も舞台。ジェシーだってドラマ。慎太郎もドラマ終わったばっかだし、北斗は声優だし、みんな個々に忙しくて、メンバーに会う時間もなくて…寂しいし、、

同じ家に住んでるのにほぼ顔合わせてないな、、そーいえば、

寝てるけど疲れは取れない。まぁ、寝不足？眠りが浅かったのかな……

そんな中できた生理。舞台終わったけどストレスのせいか死ぬほど重くて、
朝も体起こすのがいっぱいいっぱいで、何とか現場にきたけど、、

大我「…雨降るなんて、思わない…じゃん、(ﾎﾞｿｯ)」

だぁくんがくれたタオルで身体を拭いてると"京本さ～ん！"とだぁくんが俺の名前を呼ぶ。

「今日は撮影中止にするみたいです。」

大我「…ほんと、に、、？」

「…この後止まないみたいなので、」

大我「そか、、」

…とりあえず、着替えましょ。で、帰りましょ。っていうだぁくん。

私服に着替えてだぁくんを待つ。

…一刻も早く帰りたい。

上だけ濡れたから、下は大丈夫だったけど、痛みが悪化しちゃってどーしようもない。

「お待たせしました！」

車、持ってきたんで帰りましょう。って俺の事を支えてくれるだぁくん。

車に乗り込んで俺にブランケット被せてくれるだぁくん。

大我「…大丈夫だって、俺、」

「京本さん、顔色めちゃめちゃ悪いですよ。」

大我「…ほんと、？」

「はい、寒いですよね？」

大我「さ、むいけど。」

「…被っといてください！！！」

大我「……(頷く)」

だぁくんの丁寧で素早い運転のおかげでいつもの時間よりも早く家に着くことが出来た。