14話 かくれんぼ ページ16
『うぅ…こわいよぅ…』
1人蔵で蹲り泣いているA
時は少し戻る
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『かくりぇぼ?するー!!!!』
秋田「じゃぁ鯰尾兄さんが鬼ですね!隠れましょう!」
鯰尾「捕まえちゃうぞ〜!」
今剣「ちゃんと30びょうかぞえてくださいね!!」
数振りの短刀とたまたま通りかかった鯰尾とAは隠れんぼをすることになった
いーーち
と数える鯰尾
蜘蛛の子を散らすようにそれぞれ別な場所に走り出す
Aは好奇心旺盛で初めの方に本丸に来た刀剣男士でも知らないような場所を知っている
Aは少し考えたあと、すこし離れた一つの古い蔵に隠れることにした
蔵の中は特に何も置いてなく埃の匂いがするだけだ
すこし重い蔵の扉はいつも空いていて
その隙間からAはにゅるりと中に入って隠れる
その瞬間ギィィと音がして蔵の扉は閉まってしまった
『ありぇ?』
その瞬間差し込む光が無くなりまっくらになる
そして冒頭に戻る____
ドアを叩いても大きな音はならずましてや2歳児の手には扉は重すぎて開かない
この蔵の存在を知っている刀剣男士も少ないだろう
暗いことの不安と1人であるという孤独感に見舞われAは困惑しながら涙を流した
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清光「えっ?Aがいない??」
鯰尾「そうなんです、昼間隠れんぼと鬼ごっこを混ぜた遊びをしてたんですけど、全然見つからなくて…全員で探してもどこにも居なくて…」
清光「歌仙は?お勉強してるんじゃない?」
鯰尾「いいえ、台所も歌仙さんの所にも厠や風呂場も見に行ったんですけどいないんですよ」
横にいる秋田はぐずっと涙を瞳に貯める
秋田「ぼ、僕が主君を遊びに誘ったばかりに…」
清光「仕方ないみんなで探そう」
_____
燭台切「主ー?」
鶴丸「あるじー!!」
清光「いた?安定」
安定「ううん、だめ縁側の下にもいなかったよ」
それからは本丸は大騒ぎ
天井から押し入れまで一つ一つの部屋を見て回ってるうちに話は周り全員でAを探す
鶯丸「押し入れにもいないな。」
小狐丸「まさか、ゲートを…」
清光「くぐったって言いたいの?Aには散々注意してるし、何より通ったら俺が気づくはずだから、外には出てないと思うんだけど…」
清光「どこいったんだよA…」
不安と焦りで汗が垂れた
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れーむん(プロフ) - †NANA†さん» ありがとうございます (2022年7月20日 10時) (レス) id: 1683331958 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ38で、「廊下」が「老化」になっています。 (2022年7月20日 3時) (レス) @page38 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
れーむん(プロフ) - はるさん» リクエストありがとうございました。私なりに赤ちゃん返りを続編のページに追加させて頂きました。 (2022年7月18日 20時) (レス) id: 1683331958 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 赤ちゃん返りして何をするにも清光じゃなゃいやだいやだ。みたいな感じでおねがいします (2022年7月17日 19時) (レス) id: 7d6a742113 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 小さいこであるあるなんですが、赤ちゃん返りして清光がいやあ。でぐずる。1日がある話おねがいできますか。 (2022年7月17日 18時) (レス) id: 7d6a742113 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れーむん | 作成日時:2022年6月30日 15時