【刀剣乱舞】ほのぼの幼女本丸！参る

45話 妖怪4 ページ47

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堀川「皆さん朝餉……え”っ」

清光「あれから2日ー！！収穫なぁぁあいーー！」

堀川がお膳を持って部屋の襖を開けると
資料に埋もれた長谷部

本を枕にして寝ている髭切、
髭切に毛布をかけている膝丸

目の下に濃いクマを作った清光


山姥切「休めと言っているのに、ずっとこの調子で資料を漁ってるんだ」

唖然としている堀川の後ろから声をかける山姥切

堀川「兄弟は大丈夫？」

山姥切「交代で休憩しているからな、さっきまで寝ていた。そら、加州寝てこい」


清光「そうだね……寝てくるよ」

ぐでーとした状態で部屋を出ていく清光を見て苦笑いする堀川


堀川「鏡月さんが毎日のように大量の資料を送ってくるんだっけ」

山姥切「あぁ、妖怪図鑑やら、逸話やら
加州達は全部に目を通してるみたいだ」


堀川「これを……全部……」

ぐちゃっと散らばった部屋を見てまた苦笑いする


堀川「見た資料とまだ見てない資料、有益な資料とそう出ないものにわけないとだね

はい、兄弟朝ごはん」


あぁ、といって受け取る山姥切







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兼「おら起きろ長谷部！もう昼だぞ」

長谷部「なにぃ！」

部屋を掃除に来た和泉守の声に飛び起きる長谷部

膝丸「ぶっ通しで2日も資料を漁ってたからな……」

仕方ないと膝丸も資料を運ぶ


長谷部「寝たおかげで頭がスッキリした。
またすぐに再会しよう。時間がない」


そう言えばあれから主はどうだ？と長谷部が聞くと
和泉守はフンっと親指を外に向けた




『きゃーみてみてー！かえりゅ！』

長義「やめろ！それを近付けるな、いいな？」

『みて！とかげ！』

長義「や！め！ろ！……ってうわ！！」


最近顕現した長義と遊んでいる声が聞こえる


長谷部「経過観察日誌よりも全然元気なようだ、よかった」


堀川「近くに誰かいないと背中をかいちゃって大変なんですけど、今のところ特に異常はないですね」





長義「うわぁぁぁあ!」



堀川「異常……はないですね、異常は」

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