95和 兄弟子 ページ2
鬼の血鬼術により蝶屋敷に運び込まれた多くの隊員
炭治郎は手伝うと言い出し善逸と伊之助は巻き込まれる形で手伝いに参加した
＿＿＿＿＿＿＿＿
「これは……ひどいな」
うぅと、唸り声をあげている隊員。
皮膚はひどく腫れている
「炭治郎さん達が手伝いにきてくださいました！」
「ほんとですかー！！」
「ありがとうございます！こちらをどうぞ！！」
そういってきよとなほは嬉しそうに駆け寄り前掛けを手渡した
アオイとしのぶがてきぱきと指示して
隠しとともに患者の案内
患者の布団を敷いたり
病服を着替えさせたりしている
病服を洗うために籠に入れて運んでいると
ドンっと前を歩いていたAがしりもちをついた
「だ、大丈夫・・・！？」
Aの後ろを歩いていた善逸が籠を下ろしてAを立たせる
「おい！Aちゃんが怪我でもしたらどうするんだよ！！！炭治郎に殺される・・・・だろ・・・」
ぶつかった相手を見上げると顔を青くして声が小さくなった善逸
「・・・・」
無言でにらみつけている
善逸の兄弟子 獪岳
「な・・なんでアンタがこんなところに」
「こっちのセリフだカス」
「そ、それよりAちゃんに謝れよな！！」
今にも泣きだしそうな顔で獪岳に謝るよう言った瞬間
「黙れグズ」
ドン！！Aと善逸にわざとぶつかる形で押しのけて前を進む
そのあとに来た炭治郎と伊之助の間をすり抜けてそのまま廊下の奥へ消えていった
「(音で気づかなかった・・・・前会ったよりも怒っている音がする、音だけで震え上がりそうなほど、俺に、俺たちにじゃない・・・・・何かにひどく怒っている音・・・)」
「善逸・・・大丈夫か？」
話は聞こえていなかったものの座り込んでしまった善逸に手を伸ばして立たせる
「今のやつ、肌がびりびりしたぜ」
「怒っているような匂いはしたけど・・・何かあったのか？」
「俺の兄弟子なんだ・・・・」
それだけ言ってAと片手で手をつなぎ籠を持って廊下をまた歩き出した
『ぜんいちゅ？』
Aは眉を下げ悲しそうな顔をする善逸の顔を見上げ
炭治郎と伊之助は顔を見合わせて善逸の後を追った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1421人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みんちょ - がんばれー！！！！更新応援してまっす！！！原作沿い好き！！(← (2023年3月25日 15時) (
レス) @page8 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 続きが気になって昼も眠れません！！！！！！更新応援します! (2020年12月17日 7時) (レス) id: 7ef4eb4ee1 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 続きが気になってワクワクが収まりません！ (2020年10月25日 14時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 面白いです！(≧∇≦)更新頑張ってください！ (2020年6月6日 1時) (レス) id: 8e4c4e4065 (このIDを非表示/違反報告)
リモル(プロフ) - 玄弥お願いします！更新応援してます！ (2020年5月18日 18時) (レス) id: b2aae06043 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れーむん | 作成日時：2020年2月11日 18時
