猫みたいな彼女？！ (ページ43)

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よんじゅーいちページ43

貴｢八代目ーー｣
山本父｢どこでそれを？｣
すぐに殺気をまじえて返す山本父
一気に緊張度があがる
山本はごくりとつばを飲んだ
貴｢道場で手合わせ願おうか♪｣
山本父｢なんのことだか｣
貴｢ここでやってもこっちはかまわねーよ？｣
山本父｢武、ちょっと待ってろ｣

貴｢防具なしの真剣勝負といこーや(ペロ｣
まるでそれ以外はないだろ？というかのように
戦闘がしたい、とでもいうかのように舌なめずりをする
山本父｢封印したんだがな｣
貴｢いくぞ｣
何時の間にか両者の手には真剣

ガキン
カッ
ドゴン

山本父｢お前さん、そんなちっさい体でどっから力だしてんだい？
俺はかなり本気なんだが｣
貴｢フフッふ！

クックッ

楽しいね！｣
彼女の独特の笑い方を笑い方だと認識すると笑い返す
山本父｢そうかい？俺はもうやめてーがな｣
そう圧倒的にAの有利な圧勝だった
貴｢そう？じゃあ
やめよう｣
あっさり引くA
山本父｢フー。お前さんも裏の人か

その手はいつか拭えきれないほど赤い業で染まっちまうぞ｣
貴｢業？それはもう背負ってるさ

それにヒトなんか何人殺したって何十万殺したって変わんないヨ｣
それはなんども考え考えた結果の彼女の持論だった
だからこそ彼女は曲がらずに自分の信じた主、ファミリーのためになんでもするのだ

山本父｢そうかい｣
貴｢それに俺は死なないし

みてて？｣
そういって山本父の止める間もなく心臓があるいちに真剣を突き刺す

山本父｢なっ！！｣
その手で殺めてきたからわかる。これで生きている人間はいない

貴｢っつ。ほらね？｣
もとより幻術でできた剣だったらしい
消えた瞬間傷がみるみるふさがっていく

貴｢それに｣
そういって山本父の手を自分の胸におく
山本父｢！！動いて、ない？｣

貴｢まぁね｣
山本父｢ありえねぇ。いやありえてんのか｣
貴｢裏が表に干渉してはいけない。だから山本は裏にはいるまでは守ろう｣
山本父｢そーかい

そのためにわざわざ戦ってみせたのかい？｣
貴｢いや？ただの趣味
本題は山本もいるとこで話そう｣

山本｢おっ帰ってきたのな｣
貴｢実は此奴、ジ殺しよーとしたんだよね｣
山本父｢てんめー！武！｣
おやこげんか勃発！拳がとぶぜ！

貴｢お茶うまし
おわった？｣
山本父｢先生、助けてもらって有難うございます(ふかぶかー｣
貴｢守るっていったじゃん？それに例は飯でいいよ｣
山本｢ちゃっかりしてんのな！｣
山本父｢よろこんで！｣

貴｢腹いっぱいー！｣